アフターケアで決定?タトゥー(刺青・入れ墨)の削皮手術のススメ

[最終更新日]2016/06/17

タトゥー 削皮

タトゥー除去手術の方法は、レーザー、植皮、切除、削皮と大きく4つに分けられます。

その中から今回は、削皮手術の特徴や内容についてお話ししたいと思います。

タトゥーの削皮手術(アブレーション・剥削)とは?

タトゥーをなくす治療はいくつかの種類に分類されていますが、広範囲に渡るタトゥーを消すとなると、その治療方法は限られてきます。そのひとつが削皮治療で、一般的にアブレーションと呼ばれています。

では、アブレーションはどのようにして行われる治療法なのでしょうか?

アブレーションとは、特殊な医療機器を用いてタトゥーを削り取る治療法で、広範囲に渡るタトゥーはもちろんのこと、レーザーの反応が弱い黒や紺色以外のタトゥーの除去も可能です。

また、表皮を極力薄く削ることにより、人体への負担を減らすことができるというメリットを持っています。

タトゥー 削皮

タトゥーを削り取った部分は擦り傷のような状態となり、その部分には時間の経過とともにマクロファージと呼ばれる細胞が集まり、皮膚に残ったタトゥーの染料を分解処理します。

これにより、かなりの確率でタトゥーを薄くすることができますが、これだけで処理することができなかったタトゥーに関しては、後日レーザーによる再治療が行われることがあります。

つまり、処理しきれなかった染料をレーザーによって破壊し、マクロファージが処理しやすい状態を作り出してタトゥーを除去していくということです。

また、表皮を削るだけであれば簡単な治療法なのではないか?という印象を受けますが、この治療法は難易度が高く、経験を積んだ熟練医師でさえも慎重に行うといわれています。

万が一熟練度の低い医師がアブレーションを行った場合では、深く削り過ぎてしまうことも考えられ、ケロイド状の傷跡が残ってしまうことも考えられます。

アブレーションでの治療を希望される場合には、信頼のおけるベテラン医師に任せるということが必須条件となります。

担当医によって仕上がりが異なる?

アブレーションの仕上がりは、医師の腕に大きく左右されます。たとえば、タトゥー部分の削り方が浅すぎた場合では元のタトゥーが残る可能性があり、また、深く削り過ぎてしまった場合では、細胞が再生されずにケロイド状の傷跡が残ることになります。

それだけではありません。ひどい場合では、ケロイドだけではなく手足のしびれや皮膚感覚の麻痺など、生活に支障が出るレベルの後遺症が残ることもあります。

そして、悪質なクリニックになると、ケロイドを「体質」で片付けられたりすることもあるようですので、医師選びという入り口の段階で失敗してしまうといかに恐ろしいことになるか、ご理解頂けるのではないかと思います。

また、アブレーション後には強度な痛みが現れますので、この部分についても覚悟しておかなくてはなりません。

なぜ術後の経過や傷跡に違いがあるの?

アブレーションは、担当する医師の知識や技術力、経験値が大きくモノをいう治療法です。そのため、知識が乏しく経験値が浅い医師が担当した場合には、イメージとはまったく異なった仕上がりになることがあります。

アブレーションにおいて持っても大切なことは、いかに真皮を傷つけずに治療を行うか?という部分ですが、アブレーションを行う医師が使用する医療機器の取り扱いに慣れていなかったり、じっくりと診察を行わずにいきなりアブレーションを行ったりした場合では、取り返しのつかない傷跡が残ってしまうことも考えられます。

そして、これを避けるためには、一にも二にもなく、アブレーションに慣れた医師を探し出すことが大切です。それには、ヤケド治療や創傷治療の知識が豊富で、なおかつ数多くの症例を目の当たりにしてきた医師を探し出さなければなりません。

では、そのような医師はどのようにして探し出せばよいのでしょうか?

まず、1件クリニックの医師の言うことだけを鵜呑みにしてしまわず、数件のクリニックでカウンセリングを受けてみて、治療法だけではなく、後遺症のリスクについてもきちんと説明してくれる医師を見つけましょう。

また、タトゥー除去に関する口コミはそれほど多くはありませんが、タトゥー除去で失敗したという意見もちらほら見かけますので、参考になるかもしれません。

時間と手間を省いては絶対ダメ

アブレーションは高度な技術と知識を必要とする治療法であるため、当然、時間や手間がかかります。

たとえばカウンセリングの段階で、アブレーションとはどのような治療法なのかという説明はきちんと行われるはずですが、アブレーション後のケア方法についても、詳しい説明を受けておかなくてはなりません。まず、この説明の部分を省く医師は信用できないと考えておくべきでしょう。

そして、技術的な点でいえば、ただ単にタトゥーを消すという意識ではなく、タトゥーを消すのと同時に、いかに傷跡を残さずにアブレーションを行うのか、という点に意識を傾けて治療を行うことが大切です。

たとえば、アブレーションでタトゥー部分を浅く削った場合には、タトゥーの染料が削りきれずに皮膚に残ることがあります。

この段階で、いい加減な判断をする医師であればさらに深く削ることも考えられますが、信頼のおける慎重な医師であれば、残った染料をカミソリや医療器具を駆使して、丁寧に取り除いていきます。

タトゥー除去治療を行うクリニックの中には、”アブレーションを行えば短時間でタトゥーを消すことができる”というような無責任な謳い文句を掲げているところもありますが、そのような謳い文句を間に受けて、気軽な気持ちでアブレーションを受けてしまっては大変危険です。

説明と治療に時間をかける。このような医師であれば、ひとまず信頼できる医師であると判断することができるでしょう。

削皮を受ける際のポイント

では、実際にアブレーションを受ける場合にはどのような点に注意を払うべきか、考えてみることにしましょう。

まず、アブレーションについておさらいをしておきます。

アブレーションは、広範囲に渡るタトゥーや、レーザーで対応することのできないタトゥー除去に効果がある治療法です。

そして、アブレーションを行うにあたっては、熟練度の高い医師を選ぶことと、説明や治療にかける時間を惜しまず、じっくりと時間をかけて丁寧に説明と治療を行う医師であることを確認してから治療を受けることが大切です。

まずはこれらの点に注意を払って医師を決定する必要がありますが、もうひとつ、大切な注意事項があります。

それは、患者がアブレーションを希望しているのにも関わらず、アブレーションの説明はそこそこに、植皮手術を勧めてくる医師に対して、注意をしなければならないということです。

アブレーションと植皮手術はどちらも大掛かりな治療法ですが、どちらかといえば植皮手術のほうが高い技術を必要としません。そのため、比較的安易な植皮手術を勧めてくる医師が出てくるというわけです。

なんとしてでもタトゥーを消してしまいたい。そう思い立つと、居てもたってもいられなくなってしまうこともあるでしょう。ですが、悪質な医師の場合では、そのようなあなたの必死の思いを逆手に取って、自分が得意とする治療法や、比較的難易度の低い治療法を勧めてくる可能性があります

そのような悪質な医師に引っかかってしまわないためにも、とりあえず焦らないこと、これが大切です。ほんの一瞬の判断を誤ったがために、のちのちに大きな後悔を残してしまうこともありますので、タトゥー除去をお考えの際には、じっくりと腰を落ち着けて病院選びを行ってみて下さいね。

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