アートメイクとタトゥーが同一視される理由とその違いとは

[最終更新日]2017/02/08

アートメイク タトゥー

化粧の手間を省くことができるアートメイクですが、しっかりと違いを知らないとタトゥーと同じもののように感じてしまいます。

果たしてアートメイクとタトゥーの違いとはなんなのでしょうか?

アートメイクとは?

まずはアートメイクがどんなものなのか紹介しましょう。

アートメイクというのは、皮膚下部分に針を入れて肌に染色を施すことをいいます。

具体的には眉毛やアイライン、リップといったパーツにを施すもので、化粧をする時間や手間を大幅に省くことができます。

他にも病気やケガで欠損してしまったパーツに補修する意味でアートメイクを施したり、その目的や用途は様々ですが、化粧がわりとして利用するのが一般的です。

アートメイク タトゥー
アートメイクのメリットは化粧をする時間や手間を省けるという点だけではなく、水で落ちないという点も挙げられます。

化粧をする女性にとって、汗や雨、海水浴といったものは天敵です。

今でこそ水に強いウォータープルーフの化粧品も多く販売されていますが、その効果も万能ではありません。

それに比べてアートメイクは化粧のように肌の上に色を乗せているわけではなく、肌の下に色を入れているわけなので水で落ちる心配がないのです。

施術の方法は基本的に先端に色素がついた針を肌にさして、皮膚に色をつけるだけです。

これを何度も繰り返していくことで、簡単には色が落ちない眉毛などを描いていきます。

場所によっては痛みが強い場所もあるので麻酔を使ったりすることもありますが、毛を抜いたときと同じくらいの痛みや刺激だといわれています。

タトゥーとの違いは?

アートメイクがどんなものかなんとなくわかっていただけたでしょうか?

アートメイクは肌の下に色を入れるものですが、そう聞くと多くの人は刺青やタトゥーを想像するでしょう。しかし、アートメイクとタトゥーは似ているようで違うものです。

アートメイクとタトゥーの違いは、「目的」と「色をいれる深さ」にあります。

アートメイクとタトゥーの目的

上でも紹介したようにアートメイクは主に化粧のかわりとして用いることが多いです。つまりもともと体に存在する眉毛などを綺麗な形や濃さに整えるという目的があるのです。

一方タトゥーは古来から様々な役割をもって使用されてきた歴史があります。個体識別、刑罰、性的装飾、傷跡隠しなど時代や地域によってもその目的は大きく変わってきました。しかし、現代ではタトゥーがファッションとして用いられるケースが最も多いでしょう。

このようにタトゥーはその役割は様々ですが、アートメイクとは違い、体に本来存在していなかった模様や装飾を入れるという目的があるのです。

アートメイクとタトゥーの色をいれる深さ

アートメイクとタトゥーはどちらも肌に色を入れる行為ではありますが、それぞれ肌のどのくらいの深さの部分に色をいれるか違いがあります。

アートメイクは皮膚下0.01mm~0.03mmの「表皮」と呼ばれる浅い部分に色素をいれます。しかし、タトゥーは「真皮」と呼ばれる表皮よりも深い部分に色素をいれます。

つまりアートメイクとタトゥーでは、タトゥーのほうがより肌の深い部分に色素を入れるということなのです。この深さの違いによって、退色するまでにかかる時間に変化がでます

アートメイクは肌の浅い部分に色を入れているため、肌のターンオーバーによって一般的には1年程度で色が薄くなっていきます。

一方でタトゥーは肌の深い部分に色が入っているため、一生色が落ちることはありません

このようにアートメイクとタトゥーは肌に色を入れるという点では同じなのですが、その目的や効果が持続する時間に違いがあります

そのためアートメイクとタトゥーは全く同じものと混同されがちですが、実は少し違ったものなんです。

アートメイクは危険?

  • 化粧にかかる時間や手間を省くことができる。
  • 水に濡れても化粧をしているような状態をキープできる。

これは女性にとって見逃せないメリットであり、タトゥーよりも少ない痛みや施術時間、数年で色が落ちるという点から多くの女性が気軽にアートメイクを施す傾向にあります。

しかしアートメイクは確かに刺青とは少し違ったものではありますが、原理としては刺青と同じものですから、失敗やトラブルが多いのも事実なのです。

実際平成23年10月に国民生活センターより、アートメイクの危害に関する報告があげられています。

この報告によると2006年から2011年までの5年間で、121件の相談が国民生活センターに寄せられており、アートメイクをすることによって皮膚障害や刺傷、切傷、感覚機能の低下といった症状があらわれているのです。

アートメイクは本来、医師以外が行うことは違法とされています。

しかし実際は医師免許を持たずにアートメイクを施している場合もあり、当然のことですがこういった場所でアートメイクを施せばそれだけ失敗する可能性は高くなります。

またアートメイクも原理はタトゥーと同じなので、衛生管理が徹底されていなければ様々な感染症(B型肝炎、C型肝炎、HIVなど)を引き起こす可能性もあるのです。

アートメイクにはこういった危険が含まれています。それをしっかりと理解した上でもしアートメイクを施すのであれば、必ず医療機関で施術を行なうようにしましょう。

アートメイクの失敗の原因

アートメイクの除去方法は?

主に眉毛やアイラインといった場所に施されることが多いのがアートメイクの特徴です。

アートメイクは時間の経過とともに少しずつ薄くなっていきますが、完全に消え去るまでには3年以上かかることもあります。そのため、一度アートメイクを施しても途中で除去したいと考える人が多いのです。

実際に除去をする場合は、レーザー治療か切除手術のいずれかの方法を用いることが多いです。

レーザー治療はアートメイクが施された場所に色素に反応するレーザーを照射することで色を消す方法で、火傷や強い痛みがともなうことがあります。

またレーザーを照射することで毛が生えてこなくなることもあり、眉毛が生えている部分には適していません

そういった場合には切除手術を利用することもあります。

どちらの方法も肌に火傷や強い痛みを感じさせてしまったり、傷跡を残してしまう危険があります。そのため、もしアートメイクの除去をするのであれば、タトゥー除去やアートメイクの除去を行なっている専門のクリニックを利用するようにしましょう。

除去する際の注意点

アートメイクは女性にとってはとても便利なものですが、その原理はタトゥーと変わりません。そのため、どうしても皮膚へのダメージや感染症の危険もあります。

もしアートメイクを施そうと考えているならば、そういった危険があることをしっかりと理解したうえで、医師が施術をしているクリニックなどを選んで利用するようにしましょう。

まとめ

  • アートメイクとは眉毛やアイライン、リップといったパーツに化粧のようなアートメイクを施すもの。
  • アートメイクは「表皮」と呼ばれる浅い部分に色素を入れるが、タトゥーは「真皮」と呼ばれる表皮よりも深い部分に色素を入れる。この深さの違いによって、退色するまでにかかる時間に変化がでる。
  • アートメイクは本来、医師以外が行うことは違法とされており、衛生管理が徹底されていなければ様々な感染症(B型肝炎、C型肝炎、HIVなど)を引き起こす可能性もある。

 

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