背中は切除法がおすすめ?タトゥー(刺青・入れ墨)除去のススメ

[最終更新日]2016/12/15

タトゥー 背中

タトゥー除去の方法は数種類に分類され、そのひとつである切除法という治療法は、タトゥーを薄くするのではなく、タトゥーそのものを切り取ってしまう方法であるため、今すぐにタトゥーをなくしてしまいたい方におすすめです。

背中のタトゥーは除去しやすい?

切除法はタトゥーが入っている部位によって手術の難易度が異なりますが、背中など、比較的皮膚に余裕のある部位の場合では、その難易度は低いと考えられています。

また、小さなタトゥーの場合では1回の手術ですべてを除去することが可能ですが、タトゥーの柄などによって1回での切除が難しいと医師が判断した場合では、数回に分けてタトゥーを切除する、分割切除という方法でタトゥーを除去して行くこともあります。

特に背中のタトゥー切除を行う場合では、背中の皮膚は身体の中でも比較的厚みがあり、縫合しやすいというメリットを持っています。

そして、植皮手術のように身体の別の部分から切除した皮膚を移植する必要もありませんので、二重の手術を行う必要がありません。さらに、削皮手術のように、医師のさじ加減で仕上がりに大きな差が現れるという心配もほぼありません

ただし、切除法でタトゥーをすべて除去することができたとしても、多少なりとも傷跡が残りますので、背中のタトゥーを切除法で除去したいとお考えの方は、ひとまず医療機関でカウンセリングを受け、どの程度の傷跡が残る可能性があるのか、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、背中は日常的によく動かす場所であるため、ケア方法を誤ってしまうと目立つ傷跡を残すことにもなりかねませんので、手術を受けた際には、セルフケアの方法についても医師からしっかりと説明を受け、正しい方法でセルフケアを行いましょう

切除法ってなに?

それでは、切除法とはどのような方法なのか、簡単にご説明させて頂くことにしましょう。

切除法とは、文字通りタトゥーをメスで切り取り、切除部分の両端を縫合する手術です。

また、切除法には紡鐘(ぼうすい)形切除ジグザグ形切除に分類され、それぞれに異なった特徴を持っています。

紡鐘形切除の特徴

ワンポイントなど、比較的小さなタトゥー除去に適した方法で、タトゥー部分を中心に木の葉のような形に切り取って縫合する方法です。この方法は難易度が低い手術であると考えられていますが、皮膚の切り取り面積が大きいというデメリットを持っています。

タトゥー 切除
また、広範囲に渡るタトゥーはこの方法で切除することができず、幅の広いタトゥーをこの方法で切除した場合では、縫合部分を中心に皮膚が互いに反対方向に引っ張りあうため、時間の経過とともに縫合部分が赤黒く盛り上がってきてしまうこともあります。

ジグザグ形切除法の特徴

タトゥーの形に沿って皮膚を切り取り、細かくジグザク形に縫合する方法で、皮膚の切除面積が狭くて済むというメリットを持っています。

タトゥー 切除

また、傷口をジグザグに縫合するため、皮膚が引っ張られる方向が四方に分散するため、傷跡が残りにくいというメリットも持っています。

できる限り傷跡を残さずにタトゥーを切除するのであれば、こちらの方法がおすすめです。

また、1回の切除でタトゥーを取り除くことが困難であると医師が判断した場合では、分割切除という方法で治療を行わなければなりませんが、この場合では、前回の手術から1カ月~2カ月間のインターバルを置いて、残りの部分の切除手術を行うことになります。

切除手術は、その場でタトゥーそのものをなくすことができるというメリットを持ってはいますが、分割切除が必要となった場合には、治療に長期間を必要とする可能性がある手術であると考えることができます。

切除法の流れ

まずはカウンセリングを受けますが、この段階で1回手術でタトゥー除去が可能かどうかという部分について、医師が判断を行います。

そして、実際に手術することになったら、大まかに好かのような流れでタトゥーの除去が行われます。

デザインを決定する

紡鐘形切除の場合では、タトゥーを囲むように木の葉の形に切除しますが、ジグザグ形切除の場合では、入っているタトゥーの形によってどのように切除をするのか、できる限り傷跡を残さないようにデザインを決定します。

切除方法を決定する

紡鐘形切除、またはタトゥーに沿ってジグザク切除を行います。

傷口の縫合

真皮縫合という方法で行います。真皮縫合とは、溶けるタイプの糸を用いて、表皮ではなく皮膚真皮層を縫合する方法で、糸が体内に残る心配はなく、傷跡を最小限に抑えることができるという特徴を持っています。

また、表皮の縫合も行いますが、これには溶ける糸が使用されませんので、後日に抜糸が必要となります。

化膿止めの外用薬を傷口に塗り

塗布後、縫合部分をガーゼで保護して終了となります。

このガーゼは1日1回の交換が必要となり、表皮の抜糸が終了するまで貼付しておかなくてはなりません。

抜糸

1週間~2週間後に抜糸を行い、ガーゼを外します。

これが、タトゥー切除手術の大まかな流れとなります。また、分割手術となった場合には、抜糸後1カ月~2カ月間の期間を空けて、再手術となります。

そして切除手術後は、抜糸するまで傷口を濡らすことができませんので、入浴を行うことができません

ただし、患部を濡らさないことを条件とした場合では、手術当日からシャワーやシャンプーは行うことが可能です。

また、手術から2~3日後に消毒のために通院しなければならないこともありますので、タトゥーの切除手術を行う場合には、手術後のスケジュールもきちんと頭に入れておきましょう。

レーザーでも除去できる?

最もポピュラーなタトゥー除去法として挙げられるのが、レーザー治療です。

レーザー治療のメリットは、皮膚を切開したり切り取ったり、削ったりする必要がないという点にありますが、一般的なレーザーに治療においては、明るい色が混じった多色使いのタトゥーの場合では消すことが困難な場合もあり、このようなタトゥーの場合では、最新のピコレーザーで対応することもあります。

 

また、レーザー治療を行うに当たっては、短いスパンでレーザーを照射することができないため、1回目の照射から2カ月程度の時間を置き、再照射することになります。

ではなぜ、短いスパンでレーザーを照射することができないのでしょうか?

それは、レーザーが皮膚に与えるダメージが強く、ある程度の期間を空けずに連続照射を行った場合では、皮膚が分厚くなる「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」やケロイドなどの跡が残ってしまう危険性が出てくるからです。

つまり、ひとたびレーザー治療を開始したのであれば、焦らず気長に続けなければならないということですね。

また、最新のピコレーザーであっても、完全にタトゥーを消すことができないこともあります。

たとえば、タトゥーの色素が表皮層のみに入っている場合では、目立たないレベルにまで薄くすることができるといわれていますが、真皮層にまで到達してしまっている場合ではレーザーで対応することが難しく、切除手術となることもあります。

タトゥー 後悔
タトゥー除去を行う医療機関の中には、レーザー治療を行いさえすればタトゥーが綺麗に消えると謳っているところもありますが、そのような謳い文句は、この際、鵜呑みにしないことです。

レーザー治療でのタトゥー除去は、タトゥーの状況によっては完全に消えないこともあるということを踏まえ、納得した上で受けることが大切です。

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