タトゥー除去ではなくカバーアップで新しいデザインを身に纏う

[最終更新日]2017/02/08

タトゥー カバーアップ

タトゥーを入れた時、思っていたデザインと違ったり実際に入れたら似合わないなどの問題が起きることがあります。

気に入らないタトゥーは除去することもできますが、その前にカバーアップについて検討してみましょう。

カバーアップとは?

タトゥーのカバーアップとは、元の刺青の上から新しいタトゥーを重ねて施すことです。

元の色よりも薄くすることはできませんが、色を濃くしたいという方にもおすすめです。

具体的にどこを変えたいか分からないけどいまいちな仕上がりになってしまった場合も、彫師さんに相談してみましょう。

他にも、柄を大きくしたい・間違えたところの修正したいなどいろいろなデザイン変更が可能です。

もちろんメリット・デメリットがそれぞれありますので、しっかり確認してからカバーアップの施術を受けましょう。

リメイク・タッチアップとの違い

カバーアップについて調べていると、リメイクやタッチアップという言葉を見かけることがあります。どちらもカバーアップとは違うものですので混同しないようにしましょう。

タッチアップとはタトゥーの色が一部飛んでしまっている部分を修正することです。タトゥーを入れた後かさぶたになってそのまま剥がれてしまった場合に色飛びが起きます。

リメイクとは、タトゥーのデザインを生かしさらに見栄えを良くすることです。別の良い方をすれば手直しとなります。

カバーアップが違うデザインにしてしまうのに対して、リメイクはさらによく仕上げるため、似ていますが違う技術となります。

カバーアップのメリットとデメリット

メリット

カバーアップは腕のいい彫師さんにめぐり合えれば見違えるほど美しい芸術品になります。

最初と違いある程度タトゥーが出来上がっている状態なので大体の仕上がりも予想しやすいです。

また、失敗してしまったけどタトゥーを消したくない人はカバーアップである程度の修正が可能です。

特に薄い色で入れたタトゥーの上から、濃い色のタトゥーを入れれば元の色はほとんど見えなくなります。

自分のタトゥーをより綺麗にしたい方におすすめの方法です。

デメリット

カバーアップの場合は元のタトゥーよりもサイズが大きくなります

また元の色よりも濃い色しか使用できないため、色の制限があり淡い色を綺麗に残したい方には向いていません。

最初のタトゥーを入れるときよりもしっかりカウンセリングをし、十分デザインに納得してから施術をする必要があります。

また、大きい範囲に入っているタトゥーはカバーアップに対応できないこともありますので、事前に確認しておきましょう。

さらに通常のタトゥーを入れるときよりも痛みが強いため、心配な方にはおすすめできません。

通常のタトゥーとは異なり作業工程も多く、仕上がるまでにかなりの時間を要することが多いので、マメに通えることも必須条件となります。

カバーアップの値段は高い?

カバーアップの費用はサイズや彫師さんの技術によっても変わりますが、目安としてコインサイズで5千円~、はがきサイズで5万円~くらいが多いようです。

サイズではなく施術時間で料金が決まっているところもあったり、実際の施術を受けなくても予約をした時点でお金がかかる場合がありますので、慎重に決めましょう。

アフターケア

カバーアップ後のアフターケアはタトゥーを入れた時と同じです。

ただし同じ場所に2回負担をかけているため通常よりもしっかりアフターケアしておきましょう。

アーティストの話を聞く

経験豊富なアーティストの方であればアフターケアについてもしっかりアドバイスしてくれます。

自己判断で進めず必ず話をきちんと聞き、言われた通りに対応しましょう。

包帯で1日覆う

タトゥー完成後、施術部分を消毒してもらい、軟膏などの抗菌剤を塗ってから包帯で覆います。このあと絶対にすぐ包帯を外してはいけません

空気がタトゥー部分に触れると損傷部分から菌が入ってしまい化膿する原因になります。

包帯は空気からタトゥーを保護してくれる役割があるので最低でも2時間、できれば1日は付けたままにしておきましょう。

包帯をほどく

施術から十分時間を置いたらゆっくり包帯をほどきましょう。

包帯を巻いている時間は施術内容によっても変わりますので必ずアーティストに確認しておきましょう。

体液で包帯が肌にくっついている場合は無理にはがさず暖かいお湯に付けながら取りましょう。あまり暑いお湯ではなく人肌くらいの温度が一番刺激を受けにくいです。

包帯は何度も使用せずに必ず使い捨てしましょう。

タトゥーを洗う

タトゥーを清潔に保つためにぬるま湯と石鹸で洗いましょう。香りなどが付いていない液体抗菌石鹸を使用するのがおすすめです。

スポンジなどは使わずに、手で優しく擦るようにインクや血液を洗い流しましょう。

この工程でしっかり洗うことで傷がかさぶたになることを防ぎます。

タトゥーを乾燥させる

洗い終わったら、ペーパータオルなど水分を吸収するもので優しく水分を拭き取ります。タオルなどで擦ると肌に負担がかかり炎症が起きる可能性があるので注意が必要です。

拭き取りが終わったらそのままの状態で1時間くらい空気に触れさせます。施術部分が呼吸をするため余分な湿気を除去します。

レーザー+カバーアップ

元のタトゥーが濃い色の場合は、レーザーで全体的に色を薄くしてからカバーアップするという方法もおすすめです。

時間とお金はたくさんかかってしまいますが、納得できないまま一生を過ごすよりもいいと思います。

ただしレーザー治療は完全に消えるわけではありませんので、残っているタトゥーに沿うようにカバーアップしてもらいましょう。

カウンセリング

カバーアップのためにレーザー治療を受ける場合は、カウンセリングでその件をしっかり伝えておきましょう。

目立たなくなるまで続けず薄くするだけでいいので数回の治療で十分な場合があります。

カウンセリングでは治療後のアフターケアなどについてもしっかり説明を受け正しく対処しましょう。

レーザー治療とは?

レーザ治療は、色に反応する光を当ててタトゥーを徐々に薄くする方法です。レーザーの種類によっても効果は変わります。

1回で綺麗になることはなく、何度か回数を重ねるごとに段々とタトゥーが薄くなっていきます。

黒や紺にしか反応しないタイプから、どんな色でも対応可能なものもありますので、自分のタトゥーに合わせて選びましょう。

痛みの感じ方は人それぞれですので心配なら麻酔の相談をしておきましょう。

治療後はまれに水ぶくれになったりケロイド状態になる可能性がありますが、しっかりアフターケアをしてくれるもらえれば問題ありません。

カバーアップのアーティストはどう選ぶ?

カバーアップをしてもらうならば、信頼できるアーティストにお願いしたいですよね。

判断基準となるポイントを確認して安心できるアーティストを見つけてくださいね。

技術面

やはり口コミなどで評価の高いアーティストや、その人が手掛けたタトゥーのデザインを見て仕上がりが美しいと思った方にお願いしましょう。

同じデザインでも技術があるかどうかで仕上がりが全く違います

衛生管理

皮膚に傷をつけて色を入れるタトゥーは衛生管理が技術面と同じくらい大切です。いくら仕上がりが綺麗でも衛生管理ができていなければ傷口が化膿してしまうこともあります。

基本的に消毒などはしっかりしているところがほとんどだと思いますが、スタジオの雰囲気なども含め清潔なところを選びましょう。

アーティストのスタイル

和彫り、洋彫り、トライバルなどタトゥーと一口に言っても様々なスタイルがあります。自分のタトゥーのデザインに合ったアーティストさんを選ぶことが大切です。

どんなジャンルが得意な方なのかしっかり確認した上でカウンセリングを受けましょう

デザインやプロフィールはホームページで確認することができます。カバーアップするまでの時間も楽しんで進めましょう。

まとめ

  • タトゥーのカバーアップとは、元の刺青の上から新しいタトゥーを重ねて施すこと。
  • タッチアップとはタトゥーの色が一部飛んでしまっている部分を修正することで、リメイクとは、タトゥーのデザインを生かしさらに見栄えを良くすること。別の良い方をすれば手直し。
  • カバーアップ後のアフターケアはタトゥーを入れた時と同じ。
  • どんなジャンルが得意なアーティストなのか、衛生面はきちんとしているかなどしっかり確認して決める。

 

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