マクロファージ発動!タトゥー(刺青・入れ墨)を消すクリームとは

[最終更新日]2016/06/16

タトゥー クリーム

タトゥーを消すとなると、手術での除去の情報が多くみられます。

しかし、タトゥーを消せる方法は手術だけではありません。

専用のサポーターやシールを使用してみたり、ボディコンシーラーやファンデーションで隠してみたり、意外にも隠す方法はたくさんあります。

今回は、その中から、簡単に隠せる「魔法のクリーム」についてお話ししたいと思います。

痛み知らずで消せる魔法のクリームとは?

軽い気持ちで入れたまでは良かったけれど、さまざまな事情により、やっぱり消したい。このように、入れたあとで後悔することが多いのがタトゥーです。

また、現在医療機関で取り扱っているタトゥー除去の治療法には、レーザー治療切除治療植皮治療皮削治療がありますが、どれも治療費が高額で、その上綺麗に消すことができるという保証はなく、最悪の場合では傷跡が残ってしまうことがあるというデメリットを持っています。

そして、これらの理由から、タトゥー除去治療に対して二の足を踏んでいる方は多いことでしょう。

ですが、もしもタトゥーを消すことができるクリームがあったら?

実は、タトゥーを消すクリームは既に製品化され、通販で購入することができるんです。では、このクリームはどのようにしてタトゥーを消してくれるというのでしょうか?

タトゥー クリーム

それは、私たちの体内に存在しているマクロファージという細胞が大きく関与しています。

たとえば、レーザーでタトゥー除去の治療を行ったとしましょう。レーザー治療の原理は、レーザーによって破壊されたタトゥーのインクをマクロファージに食べさせ、その結果、タトゥーを薄くするというものです。

タトゥー レーザー

そして、タトゥーを消すクリームはマクロファージを増殖させる作用を持ち、タトゥー部分に塗り続けることによって、自然にタトゥーを薄くすることができるといわれています。

タトゥーを消すクリームのメリットは、レーザーやその他の治療法と比較した場合に費用が安価、さらに、傷跡や後遺症を残す心配がないという点にあります。

ただし、切除手術のようにその場でタトゥーを消すことができるというものではなく、最低でも3カ月間は継続使用する必要があるのだとか。ですが、リスクはほとんどありません。

タトゥーを消したいけど、医療機関での費用や傷跡のことを考えると憂鬱…。そのようにお考えの方は、この機会にタトゥーを消すクリームを試してみてはいかがでしょうか。

新たなマクロファージを生み出して消す?

マクロファージがタトゥーのインクを食べるので、タトゥーが薄くなる。この部分についてはご理解頂けたのではないかと思います。

それでは次に、マクロファージという細胞について、もう少し詳しくご紹介することにします。

マクロファージとは、実は白血球の一種に分類され、白血球内の約5%がマクロファージで占められています。

マクロファージは、体内に侵入してきた細菌や古くなって死滅した細胞を食べる能力に長け、レーザー治療によって死滅した細胞をインクごと食べることにより、タトゥーを薄くする効果を期待することができます。

タトゥー クリーム

つまり、マクロファージは私たちの体内で古くなった細胞片付ける、清掃員のような役割を果たすということですね。

また、マクロファージはもともと私たちの体内に存在している細胞ですが、その寿命は数カ月間であると考えられるため、マクロファージを増殖させるクリームでのタトゥー除去をお考えなのであれば、継続して根気よく塗り続けることが大切です。

タトゥーは経年により細胞が分解されやすくなって行きますが、クリームを塗ることによってさらにその分解は早まり、分解された細胞からマクロファージが食べていくことになります。

そして、心配になるのがタトゥー部分以外の皮膚への影響ですが、マクロファージが増殖したとしても、タトゥー以外の部分の皮膚細胞は健康な状態であるため、マクロファージに食べられてしまうことはありません。

つまり、副作用についてはほぼ心配ないと考えることができるということです。

レーザー治療などとどこが違うの?

レーザー治療の原理は、タトゥーの色素がレーザーを吸収して分解され、それをマクロファージに食べさせるというものです。レーザー治療は治療中に強い痛みを伴うことがあり、さらにダウンタイムガ必要です。

また、レーザー治療でタトゥーが薄くなったとしても、ケロイドなどの傷跡が残ってしまうことも考えられますので、慎重に行わなければなりません。そして、皮膚の引きつれ感や皮膚感覚の麻痺などをはじめとする、後遺症が残ってしまうこともあります。

一方でタトゥーを消すクリームの場合では、レーザー治療のように皮膚にヤケドを起こさせるような治療法とは異なり、ただクリームを塗るだけというお手軽さです。

また、ダウンタイムも必要ありません。そして、最も大きなメリットとしては、傷跡や後遺症などの問題に悩まされることがないということです。

レーザー治療は、タトゥーを薄くするための手段としてはポピュラーですが、さまざまなリスクを伴います。レーザー治療でのタトゥー除去をお考えの方は、いきなりレーザー治療を受けてしまうのではなく、タトゥーを消すクリームでひとまず様子をみるという方法も、視野に入れておくとよいでしょう。

広い面積のタトゥーにも効果はある?

現在販売されているタトゥーを消すクリームは数種類に分類されていますが、そのどれもが、広い面積のタトゥーに対応しています。

また、これらのクリームは、入れてから年数が経過した古いタトゥー、そして、入れたばかりの新しいタトゥーのどちらにも対応していますので、どのようなタトゥーであっても、まずは使用してみる価値はありそうです。

ただし、背中などに入っている広い範囲のタトゥーの場合では、セルフでの塗布が難しいかもしれませんので、そのようなときには、他者の手を借りてクリームを塗布する必要性が出てきます。

そして、費用の問題がありますね。

レーザー治療と比較した場合では、クリームでの治療のほうが安価な費用で行うことができます。ですが、広い範囲のタトゥーの場合では、1回当たりの使用量が多くなりますので、費用がかさむ可能性があるということについて、覚悟しておかなくてはならないでしょう。

また、タトゥーを消すクリームは、塗布後しばらくの間放置しておく必要がありますので、お出かけ前などには使用を避けたほうが良いでしょう。

特に指などに入ったタトゥーの場合では、クリームを塗布してしまうと水仕事を行うことができなくなりますので、お休み前に使用するなど、塗るタイミングについて注意を払う必要があります。

クリームの効果とは

ピーリングケア、これはおもに、表皮の古くなった角質除去のために行うもので、ターンオーバー促進効果により、ニキビやニキビ跡の改善効果、美白効果などの効果を期待することができます。

実はこのピーリングが、タトゥーを消すクリームの効果倍増に役立つと考えられているんです。

まずピーリングの方法ですが、セルフで行える方法では市販のピーリング剤の使用やスクラブケア製品の使用があり、これらはどちらも角質を自然に剥がす効果を期待することができますので、皮膚のスムーズなターンオーバーにつながります。

そして、タトゥー部分に対してピーリングケアやスクラブケアを行って古くなった角質が除去されれば、クリームがより素早く浸透しやすくなりますので、その効果が倍増すると考えることができます。

ただし、これもまた背中などに入った広い範囲のタトゥーに対して行うときには、他者の手を借りなくてはならないことがあるかもしれませんね。

タトゥーを消すことのできるクリームは、マクロファージを増やすことを目的として使用しますが、さらにクリームの浸透力を高めたいのであれば、ピーリングケアやスクラブケアも合わせて行ってみましょう。

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