HIVウイルスに感染?タトゥー(刺青・入れ墨)と病気の関連性とは

[最終更新日]2016/06/16

タトゥー 病気

タトゥー除去の際の、傷跡や後遺症などは広く知られることですが、意外と気にする方も少ないのが病気の可能性です。

「タトゥーを入れると病気になる」ことの関連は、なかなかしっくりこないものかもしれませんが、感染症などになるリスクは普通の人より一段と高まっているのが事実。

今回は、タトゥーと病気の関連や、感染する可能性のある病気についてお話ししたいと思います。

タトゥーを入れることで病気の可能性が高まる?

タトゥーを入れてみようかな…そうお考えの方、タトゥーがさまざまな病気を誘発する原因になる可能性があるということをご存じでしょうか?

タトゥーによって発症する可能性のある病気には、B型肝炎C型肝炎HIVウイルス破傷風があります。

ではなぜ、タトゥーを入れるだけでこのような感染症の危険にさらされることになるのでしょうか?

それは、タトゥーを入れる際に使用される針に原因があります。

まず、タトゥーを入れる際に使用された針は、原則として使い捨てとなっています。ですが、医療機関であればまだしも、無資格者が施術を行っているようなサロンの場合では、衛生管理が不行き届きである可能性もあり、どうかすると針の使い回しが行われている可能性も否めません。

それだけではありません。衛生管理の行き届いた針を使用したとしても、それを扱う技術者が万が一針で指を指して出血を起こし、その針でそのままタトゥーを入れたらどうでしょうか?

その技術者が感染症に感染していなかった場合では、大きな問題が起こるとは考えにくいのですが、万が一技術者が感染症に感染していた場合では、技術者の血液中に存在している感染源が、あなたの体内に侵入してしまうことも考えられますよね?

タトゥーはそのようなリスクを背負ってまで入れるべきものなのでしょうか?

軽い気持ちで入れたタトゥーによって万が一感染症に感染したら、それこそ目も当てられません。タトゥーを入れようとお考えの方は、ファッション目的で入れたタトゥーが、ご自身の健康を損なわせる原因になる可能性があるということも知っておきましょう。

タトゥーで感染する可能性のある病気とは?

B型肝炎、C型肝炎、HIVウイルス、破傷風。これらがどのような病気なのか、簡単にご紹介しておくことにします。

肝炎とは?

肝炎には、A型、B型、C型、E型があり、そのうちのB型とC型の感染経路は、血液や体液によるものです。また、B型の場合では母子感染という感染経路もありますが、これは稀なケースであると考えられています。

血液や体液による感染、これを具体的にご説明すると、輸血予防注射、タトゥーなど針を使用する治療や施術、そして性交渉です。

そして、輸血や予防注射の際に使用される注射針に関しては、現在では既に改善され、すべて使い捨てとなっています。

ところが、医療機関ではないサロンでは、タトゥーを入れる際に使用する針の衛生管理が徹底されているかどうか不明であるため、衛生管理がずさんだった場合には、感染症に感染する可能性が十分に考えられるということです。

HIVウイルスとは?

エイズの原因になる「ヒト免疫不全ウイルス」を、HIVウイルスと呼びます。

このウイルスもまた、母子感染という感染経路のほか、性交渉や注射針の使い回しによって感染します。

そして、このウイルスに感染してしまうと、極端な免疫力の低下により、さまざまな病気を発症しやすくなります。

そして、それらの病気が23種類に達した時点で「エイズ患者」という診断を受けます。

破傷風とは?

破傷風とは、おもに土の中に存在している破傷風菌が傷口などから体内に侵入して起こる病気で、はじめは食物を飲み込みにくい、口の開閉が不自由になるなどの症状が現れますが、重症度が高くなるにつれ、全身けいれんや呼吸困難などの症状が現れやすくなります。

また、破傷風は血液から感染することもありますので、タトゥーを入れる際に使用された注射針が原因になることもあります。

これらはすべて、生命に関わる重大な病気です。タトゥーを入れたからといって、必ずこのような感染症に感染するということではありませんが、タトゥーを入れることが感染のリスクを高めるということだけは、きちんと頭に入れておかなくてはなりません。

インクも危険!

タトゥーに使用される針がいかに恐ろしいか、ご理解頂けたのではないでしょうか。タトゥーを入れることにより、感染症だけではなく、神経や脳が悪影響を受けてしまうこともあるんですよ!

そしてその原因は…タトゥーに使用されるインク。

実は、タトゥーに使用されるインクには金属が配合されており、特に赤い色のインクには、水銀が含まれています。水銀といえば水俣病が有名ですが、水俣病は神経細胞や脳細胞に甚大な悪影響を及ぼすと考えられており、生命をも脅かす恐ろしい病気です。

タトゥーを入れたまではよかったけれど、神経麻痺や脳障害などの症状が現れてしまったら、ファッションを楽しむなどと呑気なことを言っている場合ではなくなります。

つまり、お金を払ってまでわざわざ危険な物質を体内に入れるのはいかがなものか?ということですね。

アレルギー発症するかも?

そして、忘れてはならないのがアレルギーの問題です。

アレルギーの代表選手としてはアトピー性皮膚炎花粉症が挙げられますが、アレルギーの種類はこの限りではなく、物質に触れることによって発症する接触性アレルギーという種類もあり、金属アレルギーなどがその代表例でしょう。

前述の通り、タトゥーのインクにはなにかしらの金属が含まれています。そして、金属に対して身体が過敏な反応を示した場合では、金属アレルギーという形になって、表面に現れてきます。その症状は、皮膚の痒みや発疹、赤味、ケロイドなどです。

また、アレルギーを起こした部分のインクが皮下で滲み、入れた模様そのものが崩れることもあります。それは、身体がインクをアレルゲンとみなし、体外へ排出させようという機能が強く働くからです。

また、もともとアレルギー体質の方は特に注意をしなければなりませんが、アレルギー反応はいつ現れるかわかりませんので、タトゥーを入れてから数カ月後や数年後に突然反応が現れることもあります。

そして、一旦金属アレルギーの反応が現れてしまった場合には、医療機関の治療によってタトゥーを除去する必要性も出てきます。タトゥーの除去にはさまざまな方法がありますが、どの治療法も費用が高額である上に、綺麗に仕上がるとは限りません。

このようなリスクを冒してまで入れるべきではないもの、それがタトゥーです。

タトゥーがあると生命保険に入れないって本当?

生命保険、それは、人生の節目が訪れたときに加入を検討することが多い保険です。

あなたが現在独身であれば、生命保険への加入と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。ですが、あなたがいつまでも独身であるとは限りませんし、結婚、出産という節目を迎えると、必ず生命保険への加入の検討をしなければならないシーンが訪れます。

そして、そのようなときに加入を断られる可能性があるのが、タトゥーが入っている方です。

タトゥーにはさまざまな病気のリスクがつきまとい、タトゥーを入れていない方と比較した場合では、格段に病気の発症率が高くなっている状態です。

つまり、保険会社としては、そのような病気の発症率が高い方に対しては、そもそも加入をお断りするという方針を固めているということです。

それだけではありません。保険会社は、タトゥーが入っているという理由から、あなたを反社会的勢力団体の一員、または関わりを持った人物と判断することもあり、これによって生命保険への加入が断られることも少なくはありません。

このように、タトゥーはご自身だけの問題ではなく、あなたのご家族にも影響を及ぼす可能性がありますので、一時的な感情に流されて気軽に入れてしまわないこと、これが大切です。

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