傷跡を消す薬と言えばヘパリンZクリーム?効果と副作用は?

[最終更新日]2017/03/25

ヘパリンZクリーム

ヘパリンZクリームはゼリア新薬が販売している塗り薬です。

主な用途は打ち身やねんざの気になるハレを鎮めることですが、なんと傷や火傷の跡を消すことができるそうです。

このヘパリンZクリームの効果や使い方、気になる副作用についてもご紹介します。

ヘパリンZクリームってどんな薬?

ヘパリンZクリーム
ヘパリンZクリームは打ち身の薬なのに、傷跡を消すことができると言われています。これは、有効成分のヘパリンナトリウムが患部(打ち身・ねんざ・傷跡)の血行を促進し、組織液・リンパ液の循環を促進することで、血行障害に基づく炎症やずきずきとした痛みを鎮める鎮痛薬、塗り薬です。打ち身やねんざの気になるハレ、傷や火傷跡の皮膚のつっぱりなどを治す効果が期待されています。スーッとのび、塗っても目立たない白色のクリームです。

金額も、最安値が18g 1,124円と手軽に手に入るようになっているので使いやすいです。消えない傷跡に悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてください。

また、ヘパリンZクリームの魅力は、傷の深さや経年数にもよりますが、古い傷にも効果があることです。

同じくらいの傷跡でも新しい方が治りは早いです。しかし、古い傷跡でも、毎日適量を適切な回数塗ることで徐々に効果がでます。実際に、数年前にできた虫刺され跡にヘパリンZクリームを塗って、約半年かけて跡を消した方もいます。

ヘパリンZクリームの成分

商品名にもなっていますが、「ヘパリンナトリウム」という成分が主に入っています。これは、血行を促して炎症を抑える役目があります。

つまり、傷跡周りの血流を良くすることで皮膚の新陳代謝を促して傷跡の治りを早める効果が期待されます。そのため、ヘパリンZは傷跡を治すことができると言われているんですね。

ヘパリンナトリウム以外の成分は、痛んだり、腐ったりしないように添加物が入っています。入っている添加物は、ステアリン酸、精製ラノリン、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、セタノール、ソルビタンセスキオレイン酸エステル、トリエタノールアミン、パラオキシ安息香酸ブチルです。

これは添加物なので、身体に悪いのではないか…と思う方も多いのですが、ヘパリンの効果を最大限発揮させるために最小限で入っているものなので極端に身体に悪いものではありません。なので、安心して使用してもらえます。

効能

4つの効能が期待されます。

  • 打身・ねんざ後のはれの緩和
  • 筋肉痛・関節痛の緩和
  • 傷・火傷跡、皮膚のしこり、つっぱりの緩和
  • しもやけの緩和

この4つです。

これだけの効能が期待されていますが、上記すべての症状に効果があるわけではありません。

例えば、傷、火傷跡の緩和ですが、とても深い傷や、まだふさがっていない傷には効果がありません。完全に傷がふさがっていて、範囲が広すぎない、そして深すぎない傷口の場合は十分効果が期待できます。

また、しもやけの緩和ですが、しもやけもただれてしまっているものや、顔にできたものは塗っても効果が期待できません。自身の傷口の症状を見て試すかどうか決めることをおすすめします。

あとは、口や目の周りの傷には使用できないので自分の傷口は塗っても大丈夫なのか確認をしましょう。

副作用

まれに副作用が報告されることがあります。主な症状は、発疹発赤かゆみ腫れなどです。使用をしてこのような症状がでた場合は、使用を中止して専門機関を受診するようにしましょう。

アレルギー体質の方は一度、かかっている病院で確認するようにしてください。

また、血行をよくする働きがある薬なので出血性の血液疾患がある方(血友病、血小板減少症、紫斑病など)は使用しないようにしてください。出血が増強される可能性があるためです。

効果的な使い方はあるの?

効果的な使い方は、傷跡部分ににヘパリンZクリームと、白色ワセリン(皮膚を保護する保湿剤です、市販で購入できます)を半々のバランスで混ぜて塗ります。

縫った上に、乾く前にガーゼを貼り付けます。

ガーゼが剝がれないようにテープで固定します。

それだけでかなり、傷跡部分に浸透し、効果が期待できると言われています。そして最も効果がでる時間帯な夜眠っている時なので寝る前に塗ることをおすすめします。

塗る適量回数が1日数回となっていますが、夜寝る前に多めに塗って、後は朝・昼・夕方と薄く、ベタつかない程度に塗るのが適量です。

ヘパリンZクリームはクリーム状のため、どうしても乾燥しやすいです。乾燥しやすいからといって、塗りすぎると、今度はヌルヌルと滑ってしまい重要な患部に浸透しないデメリットがあります。

また、塗る量が少なすぎると今度は十分に成分が行きわたらずに、効果が薄くなることもあります。

ヘパリンZクリームの口コミ

ここまでヘパリンZクリームの成分や効能、副作用、そして、効果的な使用方法を紹介しましたが、続いては実際に使用した人の口コミをご紹介します。

女性 38歳 混合肌
他社の似たような製品を使用していましたがあまり効果がなくて、こちらを購入してみました。
無臭の白くて伸びの良いクリームです。お肌に塗ると白浮きなどはありません。よく刷り込むとなじんでさらさらになります。一日に数回使用していますが、お肌のきめが整ってぷりっとしてきました。
ペットにひっかかれてできた傷の痕も消えるのが早かったです。目や目の周囲には使えないので注意が必要です。

引用元:@cosme

クリーム状で伸びが良いため、患部によく塗り込んで使用をすると効果が早まる可能性があります。

もうこの年齢になるとダニはともかく蚊に刺されても傷跡はなかなか消えなくて(笑)
放っておいて消える訳はないわなとこちら購入する前に家にあったスポットタイプの顔用美白美容液を10日間くらい気がつくと(一日3回くらいかな)塗っていましたが赤紫になってしまった跡に全く効果ありませんでした。

アット○ンと迷いましたが成分量の微妙な違い&安かったので(笑)こちらを塗りだして3日目ですがびっくり!
効いてます。確実に赤紫から茶色になってひとまわり小さくなったというか輪郭がぼやけてます。なかなか浸透しにくいクリームなので本当に少量をあまり期待せず1日2回程度塗ってました。これから完全に消えるまでどれくらい時間がかかるかわかりませんが確かな効果を感じて小躍りしてます。少量で良いしたっぷりあるので頑張ってもっとこまめに塗ろうと思います。
ただ、たまたま太ももに出来た直径2センチの青タンにもついでに塗ってますがこちらはあまり効果は感じません。確かに青タンが散った感じになっていますがこれって放っておいても同じくらいの経過じゃないかな?
大量にあるのでついでに塗ってますが「青タンを急いで消したい」という場合はあまり期待しない方が良いかも。

引用元:@cosme

虫に刺された傷跡ってなかなか消えないものですよね。そんなしつこい傷跡にもヘパリンZは効果があります。一方、口コミでもあるように効果がでない傷やアザもあるので、まずは試してみること、そして試した後は根気強く継続することも大切です。

女性 混合肌 25 歳
バイクの排気のところを買い物帰りにぶつけられ、5cm×10cm大の大やけどを負ってしまったときに薬局で勧められて塗り続けました。
火傷の跡も根気強く塗っていったら綺麗に治ってくれましたよ。お値段もお手ごろですのでぜひオススメです!
今でも油はねの火傷とかに使ってます^^

引用元:Yahoo!Beauty

小さい傷や火傷はもちろん、大きい傷にも根気強く塗ることで効果が表れます。

それでも傷が消えないなら

効果があると言われているヘパリンZでも、傷跡が消えず効果を感じられないこともあります。その際には、プロの専門クリニックを受診することをおすすめします。

最近、専門クリニックで行われている傷跡を消す治療方法を4つご紹介します。

切除術・分割切除術

幅のある傷跡や凹凸がある傷跡に対して、傷口を切り取って特殊な方法で縫い合わせる方法です。一度で縫合できない大きさの傷あとは、最初の手術から半年以上経過してから、同じように傷口を切除し縫い合わせていく手術方法です。

植皮術、皮弁形成術

幅のある傷跡や、切除術ではゆがみが起こる場所(目や口周りなど)に適している方法です。他の場所から組織を移植するので、パッチワークのようになり、皮膚の色味が変わる能性もあります。

組織拡張器

切除術と似ている方法です。手術で傷口部分を切除し、残った皮膚の下に、シリコンで作られた風船を埋め込みます。その後に、2~3か月かけて風船を膨らまし、皮膚を伸ばしてゆき、伸びた皮膚を用いて切除した傷あとの部分を補う方法です。

レーザー治療

傷口が色素沈着を起している場合行われる方法です。Qスイッチルビーレーザー治療といいます。レーザー治療と軟膏治療を数か月~数年にわたり繰り返します。

 

この4点がクリニックでの主な治療方法です。傷跡は、赤くなる、傷口が盛り上がる、色素沈着など人それぞれのトラブルが生じるものです。専門クリニックであれば、施術経験も豊富な医師が、1人1人に合った治療をしてくれるので、安心感と効果が期待できます。

まずはヘパリンZに挑戦して、それでも傷跡が消えない場合は、専門クリニックを受診するようにしましょう。

【関連記事】傷跡修正で人気の高いクリニック4つを徹底比較!

まとめ

  • 傷跡周りの血流を良くすることで皮膚の新陳代謝を促して傷跡の治りを早める効果が期待される。
  • 深い傷や、まだふさがっていない傷には効果がなく、口や目の周りの傷には使用できない。
  • 出血性の血液疾患がある方(血友病、血小板減少症、紫斑病など)は使用しないようにしましょう。

 

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