タトゥーは肝炎になりやすくなる!その理由とは?

[最終更新日]2016/08/17

タトゥー 肝炎

最近、若い世代の間で、ファッションとしてタトゥーが流行っています。昔はごく一部の人たちしかいれていなかったタトゥーですが、日本でもアスリートやアーティストが入れることで若者たちの間でもおしゃれだとして人気が出てきているようです。
でもちょっと待ってください。
実はタトゥーって感染症のリスクが高いってご存知でしたか? 感染症とはどんなものがあるのでしょうか。今回は、感染症になる理由と予防や対策についてみていくことにしましょう。

 

意外に知らない?タトゥーが危険なその理由とは?

タトゥーは、1分間に3,000回の早さで、針を肌の約1.5mmの深さにさし込み、インクを注入していきます。当然、針が汚れていれば、いろいろな感染症がうつってしまう恐れがあるということす。
実際にアメリカでは、針の使い回しなどがかなり問題視されています。今、若い世代にエイズなどの性感染症が拡がっている原因は必ずしも性交渉だけではないことが分かってきています。

施術者が怠慢で、針を消毒せずに複数のお客に使い回していたり、タトゥーの前後にキチンと手を洗っていなかったり、清潔な使い捨ての手袋を使用していなかったりすると、血液を通じて命の危険もある感染症になってしまう可能性があるわけです。
しかしながらほぼ半数の方の感染源は不明なままです。ですから1番いいのはタトゥーをいれないことなのですが、入れる場合には、削ってもらう場所や施術者を選ぶ時際の衛生管理や針の管理をきちんと行っているところを選ぶようにしてください。
注意点としては、あまり安価なところを選ばないこと。素人ではなく、プロに頼むということです。
さらに心配しなければいけないのが、使用されているインクです。何とインクには有害な金属ベースのものが多いのです。なぜならタトゥーや刺青に使うインクは水溶性のものでは皮膚の中で滲んでしまい、模様をキレイに仕上げることができないからなんです。

さらにまだ管理制度がキチンとできていないせいか、ヒドいところでは、なんと車の塗装に使うような、低いクオリティーのインクを使っていたりします。これが体に入るなんて想像するだけでも恐ろしいです。

 

インクに含まれる有害物質

タトゥー 肝炎

車の塗料はないとしても、もっとも一般的に使用されているインクには、有毒な金属ベースなものが主なものもあるんだとか。怖いですね。

例えばわかっているだけでもこんな有毒物質が含まれているんです。

  • レッド → 水銀
  • ムラサキ → マンガン
  • グリーン → クロミウム
  • イエロー → コバルト、カドミウム

聞いただけでもなんだか体内に入っていけない物質の予感。こういった金属は、もちろん肌に残ります水銀は公害としても有名な「水俣病」の原因でもあり、体内に取り込まれると中枢神経・内分泌器・腎臓などに悪影響を与え、ひどい場合は脳にも影響を与えるともいわれています。そんなものをわざわざ自ら取り込むなんて馬鹿げていると思いませんか?

 

MRI検査が受けられない?!

タトゥー 肝炎

また、人は必ず病気をします。その病気が重篤なものだった場合に病院でMRIを使用する検査を受けることもあるでしょう。MRIで検査をうけたいにも関わらずMRIで使用する強力な静磁場にタトゥーのインクが反応することで、MRI検査を受けられず詳しい病気内容が分からない場合もあります。MRIに入ることでやけどのようなヒドい痛みを体験することもあるようです。必要な検査が受けられないなんて悲しいですよね。

 

タトゥーと感染症

では実際にタトゥーが原因でどのような感染症を引き起こす危険があるのでしょうか。

  1. B、C型肝炎
  2. エイズ
  3.  破傷風

B型肝炎はHBVと呼ばれるB型肝炎ウイルスを原因として発症する病気です。7~8割の人が症状が現れず気がつかない場合もあります。非常に強い感染力があり、発症した場合非常に強い症状が出ます。日本では約150万人の人がB型肝炎を発症しているといわれています。症状としては、倦怠感、食欲不振や吐き気、発熱、黄疸や尿の色が赤っぽくなるなどの症状が出ます。また1~2%の確率で劇症肝炎という重症の症状が現れる方もいます。

次にC型肝炎はHCVと呼ばれる原因菌として発症する病気ですが、こちらも3~4割の方は自覚症状がないまま体内の免疫期間によってウイルスが排除されます。小室哲也さんが発症して、さらに肝硬変肝癌になる可能性を医師から指摘され、インターフェロンの治療を受けているというニュースが話題になったの覚えていますか? 以前は、輸血などで感染した人も多かったよう。

そんなC型肝炎、輸血などの病院での治療は十分な感染予防がとられているのですが残念ながらタトゥーなどが原因で発症する人も少なくないのが現状です。発症する場合、2~3週間の潜伏期間がありB型肝炎と同じく倦怠感、食欲不振や吐き気、発熱、黄疸などの症状がみられます。
また、恐ろしいのが、C型肝炎は持続感染があり約70%の人が持続感染者と言われています。5~10年たって肝臓がんや肝硬変を発症する方もいます。日本国内では約200万人の方が感染しているといわれています。こちらも感染力が強いため血液製剤タトゥーの針の使い回しなどで大量感染した例があります。肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれていて自覚症状のないまま症状がすすむことがあります。ですから気がついたときにはすでに遅いなんてこともあるんですね。怖い病気です。

さらに肝臓癌で亡くなった人の約7割~8割がC型肝炎から発症した方だといわれています。

ちなみに小室さんも行っているインターフェロンとはC型肝炎ウイルスを体から排除するための薬です。肝臓癌になるのを防ぐために投与されます。

最後に破傷風ですが、これは外傷により感染することが多い病気です。全身の筋肉が痙攣したり麻痺などの症状を起こす恐ろしい病気です。

 

もちろんタトゥーを入れている人みんなが感染症を起こすわけではありません。 タトゥーを彫る際に使用する針が衛生的であり、施術者も毎回ディスポの手袋などを交換していれば肝炎などへの感染は起こりにいくはずなのですが、現実、この蔓延状況を見る限りでは衛生面への努力は怠っているとしか言わざるをえません。残念です。

この文章を読んで私は感染症にかかっていないだろうかと心配になった方もいると思います。安心してください。タトゥーを入れているけど感染症が心配という方には検査キッドがお勧めです。検査項目や検査料金などは会社によって違いますので気になる方はネットなどで調べてみてくださいね。

 

 

以上、今回はタトゥーの危険性についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

タトゥーは身体的なリスクがあるだけではありません。将来タトゥーを除去したいと思っても、その手術は高額で、しかも傷跡が残りいれたときの何倍も大変です。

現在では、消し去ることが可能なインクが出回ってはいるようですが、実際にはあまり効果は期待できないそうです。タトゥーを入れようか悩んでいる方は施術する前に、もう一度よく考えるようにしてくださいね。

肝炎は今では様々な治療法ができたためけっして治らない病気ではありません。しかしわざわざ肝炎のリスクを負ってまで体に彫り物を入れることはおすすめできませんよね。自分の体を大切にしてください。

 

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