平らなタトゥーと浮き出る刺青(入れ墨)!違いをご紹介!

[最終更新日]2016/06/16

タトゥー 刺青

タトゥーと刺青は同じもののように認識されがちですが、入れ方からすでに異なります。

さらに、入れる柄の違いや手彫りか否かという点でも異なります。

今回は、そんなタトゥーと刺青の違いについてお話ししたいと思います。

タトゥーと刺青の違い

年配者の方の多くは、刺青とタトゥーの区別がつかず、タトゥー=刺青だと思い込み、タトゥーを入れている方を即座に反社会的勢力に属する人であると決めつけたがる傾向が強いようです。

インクを肌に入れているという点を考えるのであれば、タトゥーも刺青の一種として捉えることができますが、厳密に言うと、タトゥーと刺青は別物です。

では、これらの違いはどのようなところにあるのでしょうか?

まず、刺青の場合では”彫り師”によって施されるものであり、機械を使用しない手彫りであるという点。タトゥーは機械を使用して入れていきますので、この部分がタトゥーと刺青の最も大きな相違点であると考えることができます。

また、手彫りで刺青を入れた場合では皮膚の深い部分にまで染料が入りますので、皮膚表面がやや盛り上がるという特徴を持っていますが、タトゥーの場合では染料が表皮に留まり、真皮にまで到達することは少ないと考えられていますので、皮膚が盛り上がることはありません。

そして、使用される染料にも違いがあります。

たとえば”和彫り”と呼ばれる刺青には墨や墨汁が使用されることがありますが、タトゥーにはそれがなく、金属、プラスチック、植物成分、酸化鉄などが配合されているインクが使用されます。

このように、一見すると同じような刺青とタトゥーではありますが、実際には別物であるということがわかりますね。

また、刺青では戦闘を司る”阿修羅”をはじめ、”菩薩像”、”不動明王”、””、”天女”など、神や架空の生物などの柄が多いのに対し、タトゥーはタトゥーアーティストによるデザインまたはご自身でデザインした柄を入れることが多くなっていますので、タトゥーのほうが独自性が強いと考えることができます。

タトゥー 刺青

ただし、近年では彫り師の中にもタトゥーの要素を取り入れる方が増えているようで、機械を使用する方も存在しているようです

タトゥーと刺青の入れ方の違い

刺青の場合では、彫り師の元にあらかじめ下絵と呼ばれる図柄が用意されており、その図柄に基づいて、彫り師が手作業で色を入れて行くという方法が一般的となっていますが、ご自身による持ち込みデザインが可能となっている場合もあるようです。

そして、それに用いられるのは手彫り用の針で、まずは皮膚に図柄の下書きの刺青を施し(筋彫り)、徐々に細かい色や図柄を入れていきます

タトゥー 刺青

タトゥーの場合でも手順はほぼ同様ですが、タトゥーは手彫りで入れることはなく、機械によって入れます。また、サロンによってはいくつかの図柄が用意されていることもあるようですが、ご自身でデザインした図柄を入れる方が多いようです。

また、近年では手彫り専門で施術を行っていた彫り師の方であっても、機械を導入することがあり、刺青とタトゥーの線引きが曖昧になってきているような印象を受けることもあります。

平均的な金額の違い

まず刺青ですが、これは和彫りなどの手法、また、刺青を入れる範囲によって料金がまちまちですが、おおよそ、以下のような料金となっています。

腕に筋彫りを入れる場合では、五分袖で30,000円七分袖では40,000円十部袖になると40,000円となっています。また、背中前面の場合では50,000円前後となります。

これらの料金はあくまでも基本的な筋彫りの料金ですので、図柄や入れる色によっては、最終的に数百前円となることもあるようです

では、タトゥーではどうなのでしょうか?

これもまた、サロンによってまちまちですが、コイン大のワンポイントでは1カ所5,000円前後タバコの箱サイズでは20,000円前後となっています。ただし、これは

あくまでも基本料金ですので、この限りではありません。

また、刺青にしろ、タトゥーにしろ、施術を行う方がすべて医師または医療に関する国家資格取得者であるとは限らず、無資格者である可能性も高いと考えることができます。

というのは、彫り師やタトゥーアーティストの方のプロフィールを確認してみると、キャリアや得意とする図柄などの紹介は掲載されているものの、資格に関してはひと言も触れていないからです。

つまり、刺青やタトゥーを入れる方は、失敗や感染症も考慮した上で、施術を受ける覚悟を持たなければならないということですね。

除去方法の違い

では、刺青とタトゥーでは除去方法に違いがあるのでしょうか?

まず、色素が真皮にまで到達している黒色、濃い青色、濃い赤色のみで構成されている刺青除去は、レーザー治療が主流となっているようです。一般的なレーザーの特徴は、これらの色に反応し、明るい色や薄い色に対する反応は弱いという点にあります。

タトゥー 後悔

また、タトゥーの場合では、入れている大きさにもよりますが、黒色、濃い青色、濃い赤色であればレーザー治療で行われることが多く、ワンポイントなどの範囲が小さいタトゥーの場合では、切除手術にて除去することもあります

そして、植皮治療や削る治療という方法もありますが、植皮治療の場合では、身体の他の部分から移植用の皮膚を切り取らなければなりませんので、かなり大掛かりな手術となりますし、皮削治療の場合でも、皮膚表面を削っていく方法であるため、やはり大掛かりな手術となります。

タトゥー 削皮

また、植皮治療皮削治療は刺青除去、タトゥー除去ともに対応していますが、大きな傷跡が残るリスクを考えた場合では、広範囲に渡る刺青やタトゥーの除去方法としてはおまりおすすめすることができません

レーザーでも対応することができず、なおかつ広範囲に渡る刺青やタトゥーの除去には、皮膚を少しずつ切り取って縫合する、分割切除という方法が適しています。

ただし、この方法は短期間での治療が難しいため、ひとたび治療を開始したら、気長に行う必要があります。

タトゥーのメリット・デメリット

タトゥーをファッションの一端として捉え、気軽に入れる方が増えている一方で、タトゥーを入れたことに対して強い後悔の思いを抱いている方も大勢存在しています。

タトゥーにはもちろんメリットもありますが、それを上回るデメリットがあるということも忘れてはなりません。

まず、タトゥーのメリットは、それ自体がアクセサリーの役割を果たすという点にあります。

特殊なタトゥーとしては、眉毛やアイラインなどのアートメイクが挙げられ、これらを行ったことにより、メイクやクレンジングの手間が省けるというメリットがあります。

ところが、タトゥーは社会的な制約を受けることが多く、ただ入っているという理由だけで、銭湯や温泉、プールなどの公共施設への立ち入りが禁止されたり、結婚や就職に際して不利益をもたらす可能性があるというデメリットも持っています。

タトゥー 温泉

さらに、タトゥーを入れたことによってMRI検査の制限を受けたり、生命保険への加入を断られたりする可能性があるというデメリットもついて回ります。

そして、最も大きなデメリットとして挙げられるのは、感染症のリスクを背負うという点でしょう。

刺青やタトゥーを行うサロンなどでは、「使用器具は使い捨てですので安心です」と謳っているところもありますが、それが事実かどうかは確認のしようがありません。また、施術を行う方が無資格者であった場合には、どのような事故か起こったとしても、すべて施術を受けた方の自己責任として処理されます。

タトゥーを入れているだけで、反社会的勢力との関わりがあるのでは?と疑われてしまうことも少なくはありません。

このように、タトゥーにはメリットもありますが、デメリットはそれ以上に多いことがわかります。

あとになって後悔する可能性が高いタトゥーは、やはり、入れるべきではありませんね。

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