未成年でも刺青除去できるクリニックって存在するの?

[最終更新日]2016/10/31

未成年 刺青除去

若気の至りとして未成年時に刺青を入れてしまって、それが様々な問題を生んでしまって後悔している人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな方々のために、未成年時でも刺青の除去ができるのか、またできる場合はどこでできるのかをご紹介します。

本来なら未成年は刺青を入れられないのですが、その点についても説明していきます。

そもそも未成年は刺青を入れていいものなの?法律はどうなってるの?

まずそもそも未成年は刺青を入れていいものなのか、法律的にセーフなのかアウトなのか知っていますか?

未成年が刺青を入れるのは法律で禁じられています。これは青少年健全育成条例という条例で規制されています。法律ではあってもあくまでも条例ですので、自治体によっては罰則のないところもあります

罰則のある所では2年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金と罰則も自治体によって変わっています。

本人の同意、保護者の同意など関係なく、未成年に刺青を入れるという行為が罪に問われます。過去には実際に未成年に対して刺青を入れた事で逮捕された事例があります。

>> 未成年による施術での彫師逮捕事例

こちらのページでも説明されていますが2010年の広島で、未成年に刺青を入れたとする青少年健全育成条例違反で略式起訴されました。

この事件においては、実は問題点が、引いては刺青に関する刑罰への問題点が含まれているのです。

というのも刺青を入れるという行為は、厚生労働省で医療行為として定義されているのです。医療行為を行うとなれば当然ながら医師の免許が無ければなりません。医師免許を持たずに医療行為を行った場合は当然法律違反となり、3年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が科せられます

医師免許を持たず、そしてさらには未成年に対して刺青を入れた場合、医師法と青少年健全育成条例の2つに違反する形になります。しかし条例のみで処罰すると、一事不再理効(1度判決が確定した刑事事件に対して2回以上審理を行わない事)によって医師法で罰則を科せられなくなります。条例よりも重い医師法で違反しているのに、科せられる罰は軽い方になってしまっているという問題なのです。

例として挙げた事件は正にその問題を解決できなかった事件の1つです。未成年に刺青を入れるという問題は、法律的に非常にデリケートな問題を抱えていることを覚えておいてください。

未成年も刺青除去できるの?

法律的には未成年の刺青というのは違法行為であり、お店でも必ず年齢確認を行って入れないようにしているはずです。しかしながら一部ではそれでもなお未成年に刺青を入れている場所があるのも事実です。

未成年なのに刺青があるのはおかしい、それを人に見られたくないからどこかで消してもらうこともできないと考えている方も多いでしょう。しかし未成年でも刺青を除去できる場所がちゃんとあるんです。

未成年でも刺青除去できるクリニック

都内であれば秋葉原中央クリニック、関西にいくつかの病院があるあさひ美容外科、名古屋にはタワーサイドクリニックと全国各地に未成年でも刺青を除去できるクリニックが存在します。

もちろん刺青除去を受けるためにはいくつかのルールがありますので、それを守った上で利用しましょう。

未成年が刺青除去を受ける場合のルール

まず秋葉原中央クリニックのHPでも説明されていますが、基本的に親の承諾書が必須です。親の同意なしでは刺青除去が行えないので、承諾書かもしくはクリニックに保護者が同伴するのがルールとなっています。

名古屋タワーサイドクリニックでは治療が無料で行える代わりに、少し条件が特殊です。それはyoutubeなどの動画投稿サイトで、「これからは人様のため、日本のため、世界のため、地球環境のために努力し、奉仕博愛の精神で真面目に生きる」といった内容で宣言した動画を投稿するという物です。

刺青を入れるという行為自体に対して重く捉えていて、刺青を入れた未成年者に対してもその重さを実感してもらうための行為だと考えられます。

仮に刺青を消したとしても、1回入れたという事実を消してはならない、その事実をしっかりと背負っていくべきだと考えているようです。

基本的に刺青を入れた場合は入れた側の、つまり彫師が罪に問われて、未成年者には何のお咎めもないことが多いようです。未成年だから良し悪しの判断がちゃんとできていないという認識のようです。

だからこそ名古屋タワークリニックではその未熟な精神を鍛える意味でもこういった行為を条件としているようです。

刺青を入れるという行為は非常にデリケートで、そして問題になりやすい出来事です。未成年時であればなおさらということです。かっこいいから、ちょっとでも良く見せたいからという理由であれば、せめて成人するまでは止めておきましょう。刺青を1度入れれば一生付きまとう問題になりやすいですから。

まとめ

  • 未成年が刺青を入れるのは法律で禁じられているが、自治体によっては罰則が特になかったりと罰則も変わる。
  • 刺青を入れるという行為は、厚生労働省で医療行為として定義されており、医師免許を持たずに医療行為を行った場合は当然法律違反となる。
  • 全国各地に未成年でも刺青を除去できるクリニックが存在するが、クリニックによっていくつかのルールがあるのでしっかり厳守すべし。

 

SNSでもご購読できます。