白い傷はタンパク質の塊:古傷を消すためにできること

[最終更新日]2016/09/28

古傷 消す

幼いころに負った怪我がいつまでも傷跡になって目立ってたりしませんか?

今回はそんな古傷を消す方法を自宅でもできる方法と、病院でできる方法の2種類に分けてご紹介します。今すぐにでも消したい人のために隠す方法もご紹介しますよ。

古傷を消すための基礎知識

そもそも何故子供の頃に負った怪我が傷跡として残るのかというと、それは皮膚の構造と傷を治すための仕組みに原因があります。

まず皮膚と簡単に言っても、実際には3層からなることをご存知ですか。1番外側の表皮から真皮、そして皮膚組織という3層から成り立っているのです。

子供の頃にできた傷が残るのは表面にある表皮だけではなく、真皮まで傷を負っている事が原因なのです。皮膚の生え変わりをターンオーバーと言いますが、表皮のターンオーバーが4週間周期なのに対して、真皮は2~6年かかるため、傷を負うと治すのに時間がかかってしまいます。

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なので真皮の傷は肉芽組織というタンパク質の塊で傷を塞ごうとするのです。これには毛穴や色素が存在しないため白い色をしています。傷跡が周りの皮膚に比べて白く感じませんか。それはこの肉芽組織が傷を塞ぐために発生したからなのです。

ではそういった古傷を消すためにはどうすれば良いのかというと、先に抑えておくポイントをいくつかまとめて紹介します。

まず保湿に気を付けましょう。肌が乾燥するとそれだけで皮膚に傷が増える事になってしまいます。それから肌の代謝を上げましょう。肌の代謝は正しいターンオーバーを促します。そして傷跡がさらに濃くならないように紫外線にも注意しましょう。
それでは次から具体的な対策をご紹介します。

古傷を消す治療:自分で治療する場合

自分で古傷を消す場合、先ほども説明したように保湿、紫外線対策、血行促進(代謝を上げるため)などが重要になってきます。他にも「肌のゴールデンタイム」と言われる午後10時から午前2時の間に熟睡したり、ビタミンを毎日摂るように食事に気を使ったりするのも大事ですが、やはり1番効果的なのは塗り薬などを利用することです。

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例えばビタミンCなんかは食事で摂った場合は体調を整える栄養素として活躍しますが、肌から皮膚へ吸収させた場合は傷跡を修復したり肌にハリを与えるコラーゲンを作るサポートをしてくれます。これはAPPS配合の美容液による効果ですので、ぜひ1日1回肌に浸透させましょう。

またピーリングという角質を落として肌の再生を促す方法をご存知でしょうか。ドクターフィッシュと呼ばれる魚が古い角質を食べてくれるという話を聞いたことがあると思いますが、ピーリング自体は自宅でも簡単にできます。クリームやジェルタイプのピーリング剤を利用したり、炭酸パックでも可能です

ただしピーリングは肌への刺激が強いので1週間に1回を目安に行うと言う点だけは注意しましょう。

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そして何と言ってもお勧めなのがアットノンです。こちらはヘパリン類似物質が配合されていて、傷跡の奥にある皮膚組織の再生を促してくれます保湿血行促進の両方がこれ1つでできるのでお勧めですよ。

自宅でも古傷を消す方法はいくつかありますが、それでも消えないと言う場合にはやはり病院の皮膚科で治療してもらいましょう。

古傷を消す治療:病院等で治療する場合

病院の皮膚科で古傷を消してもらうとなると、一体どんな事をするのかというとレーザー治療が多いです。

レーザー治療を受けるメリットとしては、傷跡がほとんど目立たなくなると言うのがやはり1番のメリットです。個人差はありますが、それでも効果を感じたと答える方が大多数を占めているのです。他にもレーザー治療は1回あたりの時間が短い点、痛みが無い点などがメリットとして挙げられます。

しかしながら当然デメリットも存在します。レーザー治療を受けるデメリットとしては何回も治療を受ける必要がある点、アフターケアが長い、最初のレーザーで消えないこともある点などが挙げられます。

またレーザー治療は保険適用外の治療ですので、治療費が結構高くなりやすいのも気を付けるべきポイントです。治療が長期化することも考えた上で、病院やクリニックを選ぶようにしましょう。

レーザー治療にもいくつか種類がありますので、必ず医師の方と相談して、実際に自分の古傷が真皮や皮膚組織まで到達してできた物なのかチェックしてもらってから治療を受けましょう。レーザー治療を受けたのに効果が出ないなんて嫌ですよね。

自宅でのケアにしても病院のレーザー治療にしても、幼い頃にできた古傷を消すにはやはりそれなりの時間をかける事になります。

しかし顔などの人目に付きやすい場所に傷跡がある方は「今すぐ傷跡を無くしたい」と思っている事でしょう。そんな方には古傷を隠す方法がお勧めです。

古傷を隠す方法

古傷を完全に消すことは可能でも、やはり今すぐに全く目立たないようにする方法というのはありません。治療を始めたとしても、今すぐ人目に付かないようにしたいと言う場合はファンデーションテープを利用して上手く隠しましょう。

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ファンデーションテープというのは落ちないファンデの事で、厚さが0.02mm程度しかないのに、耐水性があってさらに吸着力も強く、簡単には剥がれないのが特徴です。

耐水性に優れていると言うのが非常に有用で、例えば海やプールに入ったりしても剥がれませんし、もちろん毎日のお風呂でも付けたまま入れます。またスポーツで汗をかいても問題ありません。普通に過ごしていればまず間違いなく剥がれないので、これで人目を気にせず、古傷を気にせず生活できます。

ファンデーションテープで傷跡を隠せると言ってもどれくらい自然に隠せるか分からないと中々手が出せませんよね。これは刺青やタトゥーを入れていてプールに行けない人がそれを隠すのに利用されるケースが多いです。あれだけ色の濃い刺青やタトゥーですら全く見分けがつかないほど肌色に変わりますので、古傷であればまず全く違いに気づけません。ただファンデーションテープにも色がいくつかありますので、自然に見えるよう自分の肌色と照らし合わせて選ぶ点だけ注意しましょう。

今すぐ隠したい人はぜひファンデーションテープを利用してみてください。あくまでも隠すだけですので、古傷を消したい人は塗り薬やレーザー治療を始めるようにしましょう。

まとめ

  • 随分と前に負った傷が消えないのは、表皮ではなく真皮にまで傷を負っているのが原因。
  • 自宅で治療する方法として、APPS配合の美容液を一日1回塗る、アットノンを使用する等が挙げられる。
  • 今すぐ傷をどうにかしたい場合はファンデーションテープで隠す方法がおすすめ。

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