ゴムパッチン?タトゥー(刺青・入れ墨)除去の痛み、耐えられる?

[最終更新日]2017/03/01

タトゥー除去 痛み

「痛みを感じることなく、タトゥーを除去することができます」

このような広告を見かけることがありますが、タトゥー除去のための治療は、どの方法で行っても多かれ少なかれ痛みを感じます

問題は、それがどの程度の痛みなのか?ということですよね。

痛みを感じる度合いについては個人差が生じますが、なんらかの方法でのタトゥー除去をお考えなのであれば、どの治療についてどの程度の痛みが現れるのかということについて、おおよその前知識は持っておくべきでしょう。

それでは、タトゥー除去法としてポピュラーなレーザー除去法、そして切除法にスポットを当て、それらの痛みについて考えてみることにしましょう。

レーザー除去法の「痛み」

レーザー脱毛の痛みは、「ゴムでパチンとはじかれた程度の痛み」と形容されることがあります。

では、タトゥーのレーザー除去の場合も、その程度の痛みで済むのでしょうか?

まず、レーザー除去の仕組みについて考えてみることにしましょう。脱毛の場合では、黒い色に反応するレーザーの性質を考えると、体毛の黒色だけに反応すると考えることができます。

この場合では、もちろん体毛以外の皮膚もレーザーの照射を受けて熱を持つことになりますので、皮膚全体に痛みを感じることが考えられます。ですが、あくまでもメインは黒色の体毛です。つまり、肌色の皮膚が受ける痛みは体毛部分の痛みよりも弱いと考えることができます。

では、タトゥーのレーザー除去ではどうなのでしょうか?

この場合でも、レーザーが黒色などの濃い色に対して反応する性質を利用して行われます。ですが、タトゥー除去の場合では、タトゥーの色素に吸収されたレーザーが色素を破壊するという原理で行われますので、脱毛レベルの痛みではおさまらない可能性があると考えられます。

さらに、タトゥーの色素が皮膚の深い部分にまで到達している場合では、高出力で治療が行われるため、かなり強い痛みを伴うことが予想されます。

タトゥー 後悔

つまり、タトゥーのレーザー除去は、痛みを伴わないはずがないと考えることができ、色素が皮膚に入り込んでいる深さによっては、激痛を伴う可能性もあるということです。

レーザー除去の特徴は?

レーザーによるタトゥーの除去は、最もポピュラーでお手軽な方法であると考えられています。

ところが、レーザーだけでタトゥーを完全に除去することが難しく、タトゥーの色素が薄く残ることもあります。

では、別の方法でタトゥーを除去した場合ではどうなのでしょうか?

レーザー以外のタトゥー除去方法には、切除法、植皮法、削皮法があり、それぞれに異なった特徴を持っています。

まず、切除法植皮法ですが、これらの方法はタトゥー部分をメスで切り取ってしまうため、レーザー治療のように色素が薄く残るということはありません。

ただし、皮膚を切開して傷口を縫合、あるいは身体の別の部分から採取した皮膚をタトゥーを切り取った部分に移植するという方法であるため、レーザー治療よりも目立った傷跡が残ることがあります。

また、削皮法では、タトゥー部分をメスで切り取るのではなく、特殊な器械でタトゥーを削って除去して行きますので、成功すれば、皮膚の状態をタトゥーがほとんど目立たないレベルにまで戻すことができると考えられます。ただし、傷跡は残ると考えておいたほうが良いでしょう。

では、レーザー除去ではどうなのでしょうか?

一般的に使用されるレーザーは、QスイッチヤグレーザーQスイッチルビーレーザーCO2レーザーとなっており、レーザーを照射することによって色素ある程度まで破壊して、粉砕された色素をマクロファージ(貧食細胞)が処理することによってタトゥーを薄くすることが可能です。

タトゥー レーザー

ですが、タトゥーそのもの切り取る方法とは全く異なりますので、レーザーで破壊しきれなかった色素はそのまま皮膚に残ることになります。

そして、これらのレーザーは、黒色や濃い青色、濃い赤色のみに反応を示す性質を持っているため、それ以外の色のタトゥーは、除去が困難であると考えられています。

また現在では、ピコレーザーという最新のレーザー治療器も登場してきており、この場合では、さまざまな色に反応する性質を持っているため、一般的なレーザーでは対応することができなかった色のタトゥー除去にも効果的であるといわれています。

ピコレーザー

ただし、ピコレーザーであっても完全にタトゥーが消えるという保障はないため、うっすらと色が残ることがあります

切除法の「痛み」

タトゥーをメスで切り取る。それを考えただけで痛いイメージが強く広がるのではないでしょうか。ですが、切除手術そのものは麻酔を使用して行われるため、手術中に痛みを感じることはありません。ただし、麻酔の際の注射針に対しては、多少なりとも痛みを感じます。

ですが、切除法でタトゥーを除去した場合の本当の痛みは手術後から現れます。

まず、麻酔が切れたタイミングで痛みが現れ、これは切除したタトゥーの大きさにもよりますが、縫合部分が広範囲に及んだ場合では、かなり強い痛みが現れることもあるでしょう。

そしてその痛みは、最低でも数日間は続くことになりますので、切除法でタトゥーの除去を行う場合には、ダウンタイムが長くなる可能性もあるということを頭に入れておく必要があるでしょう。

切除法の特徴は?

レーザーや削皮という方法でタトゥーを除去した場合には、うっすらとタトゥーの色素が残ることがあります。ですが、切除法でタトゥーを除去してしまえば、タトゥーの色素が残ることはあり得ません

これが、切除法と他の治療法の大きな違いです。

ところが、切除法はワンポイントなどの小さなタトゥーの除去に適しており、範囲の広いタトゥーの場合では、1回の手術で切除することができず、数回に分割して行われる分割切除が適用されることになります。

また、どの方法で治療を行ったにせよ、縫合部分の盛り上がりや変色、引きつれ感、ケロイド状の傷跡、ヤケド跡などのなにかしらの傷跡が残る可能性があり、この部分だけはすべての治療法の共通点となります。

つまり、痛みをまったく感じることなく行うことができ、しかも傷跡が残らないタトゥー除去治療は存在していないということになります。

さらに、皮膚感覚の麻痺や手足のしびれなどの後遺症は、どの治療法でも起こる可能性がありますので、タトゥー除去を行う方は、この部分についてもある程度の覚悟が必要です。

痛みに弱い方はレーザー治療がおすすめ!

どの方法でタトゥーを除去するにせよ、多かれ少なかれ痛みを伴うということをご理解頂けたのではないでしょうか。ですが、タトゥー除去の痛みはできる限り最小限に押さえたいもの。

そして、なんとしてでもタトゥー除去の痛みを押さえたいという方におすすめなのが、ピコレーザーによる治療です。

QスイッチヤグレーザーやQスイッチルビーレーザーは、ナノ秒というスピードで照射を行いますが、ピコレーザーはさらに早いピコ秒で照射を行うため、レーザー治療の中では、最も痛みを最小限に抑えることができると考えられています。

ピコレーザー

また、ピコレーザーは一般的なレーザー治療よりも短期間で治療を終了させることができるというメリットも持っていますし、他の治療法よりもダウンタイムが短いという点も、メリットとして挙げることができます。

痛みを最小限に抑え、短期間でタトゥー治療を行いたいのであれば、ひとまずピコレーザーでの治療を検討してみてはいかがでしょうか。

ただし、優秀なピコレーザーであっても1回で治療が終了することはなく、数回、場合によっては数十回の治療が必要となることがあるということも知っておいて下さいね。

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