豊胸手術は傷跡が目立つ?傷跡が残ってしまったら?

[最終更新日]2016/11/21

豊胸 傷跡

豊胸手術をしたらほとんどの場合、脇に傷がつきます。

脇の傷は治りにくい部位と言われ、完全に傷るがふさがまでに約半年~1年の期間を要します。

手術跡をきれいに治すには、どうすれば良いのでしょうか。

手術後の傷をきれいに治すには?

手術後の傷をきれいに治すために必要なことがいくつかあります。代表的なものは手術箇所を安静に保つこと(過度に動かさないこと)、傷口を触らない、いじらないこと、傷口を清潔に保つことです。ここからは、詳細をお伝えします。

かゆくても触らない!

手術後の傷跡が気になったり、かさぶたができてかゆくなり、必要以上に触ってしまうことはありませんか?特に、豊胸手術をしたらほとんどの場合、脇に傷がつきますが、脇となると今まで傷ができたことがないと思います。そのため、ついつい気になって触ってしまう人が多いようです。

必要以上に触ると、その刺激によって、傷跡がいつまでたっても赤かったり、盛り上がっていたり、色素沈着を起こして黒ずんだりしてしまいます。

特に手術後1年くらいまでは傷が未熟な状態なので、必要以上に刺激するのはよくありません。なので、手術後気になったり、かゆくなっても触らないことを、意識して徹底しましょう。

ただし、普通にお風呂に入ったり、タオルで体を洗うときに触れることは全く問題がないので、安心してください。

清潔にする

傷口を不潔にしていると炎症をおこし、傷が汚くなってしまいます。

豊胸手術となると人生で初めての経験の方が多いので、手術後の抜糸が終わってもう今まで通りの生活をしても良いと許可が下りても、お風呂に入ったり、身体を洗うことに抵抗感を持ち、怖がる方がいます。そうすると、傷口周辺に垢がついて不潔になり、細菌が入って炎症を起こしてしまいます。結局さらに痛くなり、傷口も汚くなってしまいます。

そのため、医師から普通通りに入浴OKが出た段階で、きちんと手術した傷口を清潔に保つようにしましょう

また、傷口を清潔に保つために、クリニックによっては飲み薬や塗り薬を勧めてくるところがあります。その際は、神経質に気になる方は処方を受けても良いのですが、特別傷口がきれいになったり、清潔になるような大きな効果はないので無理に購入しなくても大丈夫です。市販で販売しているような「傷跡が治る!炎症を抑える!」などと書いてあるクリームを購入し、塗り込めば十分効果があります。

何より、傷口を常に清潔に保つことを優先しましょう。特に夏の時期は汗をかくのでこまめにタオルで汗を拭く、冬の時期は乾燥するので保湿をするなど徹底することをおすすめします。

傷跡が残りやすい、残りにくい、何が違う?

身体には傷跡が残りやすい部位と、残りにくい部位があります。それは何の違いなのかということと、一般的な傷跡の経過についてお伝えします。

傷口がきれいに治る部位と治りにくい部位がある

傷口がきれいに治る部位は、目(切開二重や垂れ目形成などの目の周りの皮膚が薄い部位を切開した傷)、鼻(小鼻手術など元々ある溝やシワに沿って切開した場合の傷)、唇(唇を薄くする手術などの粘膜切開の傷)などです。

一方、なかなかきれいに治らない部位は、前胸部(豊胸手術)、恥骨部、肩、肘、膝(タトゥー除去など)などです。また、生まれもった体質によっても治るタイミングに個人差があります。

ちなみに豊胸手術で傷ができる部位は後者が多いです。

まず、豊胸の方法と傷の部位についてですが、種類は3つあります。

シリコンバッグ豊胸
自分の希望の大きさになっているシリコンバッグを、バスト付近を切って入れます。
入れる場所は脇、アンダーバスト、そしてほとんど行われていませんが乳輪から入れることもあります。日本では95%以上の方が、傷口が見えにくいという理由から脇からシリコンを注入します。
そのため、脇の傷は治りにくい部位なので、完全に傷るがふさがまでに約半年~1年の期間を要することが多いです。

脂肪注入豊胸
これは自分の体の一部を脂肪吸引して、バストに吸引した脂肪を注入する方法です。一般的にはお尻の脂肪を取ることが多いです。そのため、脂肪吸引をする箇所(お尻)と、注入する際のバスト付近(脇と乳輪から注入することが多いです)と2~3箇所傷がつくことを理解しなければなりません。傷の大きさは1箇所平均4~5mm程度なので、大きな傷ではありません。しかし、バスト付近もお尻も傷が治りにくい部位なので傷がふさがるのは半年~1年の期間を要することが多いです。

ヒアルロン酸豊胸
ヒアルロン酸豊胸も、先ほどの脂肪注入豊胸と同様一部に傷をつけてバストに注入する方法です。ヒアルロン酸豊胸の場合、胸の下に小さい傷(3~4mm)を作る事が多いです。非常に小さい傷であるため、かさぶたができて治るスピードも速いです。

 
このように脇や胸部分に傷をつけて豊胸を行うことが多いため、傷跡がきれいになるまで半年~1年の期間が必要であることが多いです。その間、かゆくても触らない、清潔に保つことを徹底して傷跡が汚くなったり、色素沈着をしないようアフターケアを必ずしましょう。そうすれば、傷跡が残る可能性も少なくなります。

体質によってはケロイドになることも

「ケロイド体質」という言葉を聞いたことはあるけど、何か分からない…という方も多いのではないでしょうか。

まず、「ケロイド」について説明します。ケロイドとは、傷が治らず赤みを帯びて皮膚が盛り上がり、腫れあがったようになることをいいます。つまり、ケロイド体質とは、傷が治りにくく、傷跡がずっと残る体質のことをいいます。ケロイド体質だと、見た目もそうですが、痛みやかゆみを伴うことが多いです。

ケロイド体質の原因は3つあります。

1つ目が遺伝です。「家族性ケロイド症」と呼ばれていて、遺伝的にケロイドになりやすい体質のことをいいます。この体質は黒人の方に多く、白人の方には少ないと考えられています。そのため、日本人はそのちょうど中間に位置しているのでケロイド体質を持っている人はある程度の人数いるのではないかといわれています。

2つ目が年齢的要素です。特に30歳未満の若い人が発症しやすいといわれています。若い方がコラーゲンなどの皮膚を構成する物質が作られやすいからだと言われているためです。年齢とケロイドの関係はまだ詳しく解明されていませんが、濃厚な可能性とされています。

3つ目がアレルギー的要素です。ケロイドはアレルギーの一種だとも言われています。元々アレルギーを持っている人はケロイドになりやすいと言われています。そのため、アレルギーを持っている人は手術前にお医者さんに確認をすることをおすすめします。

この3種類のどれかに当てはまった場合はケロイド体質である可能性があるので注意が必要です。手術後に傷口が腫れあがり、痛みやかゆみを伴うと自分も辛いですし、傷跡が消えないことにも悩みます。ケロイド体質の場合は手術跡にクリニックで処置をしてもらえるため、早めの相談と治療方針を決めましょう。

それでも傷が消えないなら

豊胸手術後適切なアフターケアをしても傷跡が消えない場合もあります。その際には、自己処理はせず、プロの専門クリニックを受診することをおすすめします。

最近は傷跡を消すさまざまな方法があります。例えば、切除術、分割切除術、植皮術、皮弁形成術、組織拡張器、レーザー治療…などです。しかし、レーザー治療以外は、手術を行うものなので、身体にメスを入れます。自分の傷跡にはどの対応が一番合っているのか、きちんと見極めて選択することをおすすめします。

まとめ

  • かゆくても触らない、傷口は常に清潔に保つ。
  • 傷口がきれいに治る部位と治りにくい部位がある。
  • 体質によっては傷口がケロイドになることもあるため、医療機関とよく相談の上、治療法方を決めましょう。

 

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