足首のタトゥー除去は慎重に!気を付ける点と4つの除去法を解説

ファッション性が高いなどの理由で、足首にタトゥーを入れる方が増えています。比例するように、足首のタトゥーを消したいと考える方も増えているようです。足首はデリケートなので、慎重に除去する方法を選ぶ必要があります。

足首のタトゥーは、切除法・植皮・レーザー治療・削皮のいずれかで除去できます。それぞれの特徴を詳しく解説します。

4つの方法の除去法の中で、比較的多く用いられているのが切除法です。タトゥーを切除するときに注意したいポイントも解説いたします。

このページを参考にすれば、足首のタトゥーの除去方法や切除法の注意点などが分かるはずです。トラブルを避けつつタトゥーを消したい方は確認しておきましょう。

足首は意外にデリケート

実は足首は神経なども集中しているため、いざタトゥーを消そうと思うと相当な技術と注意が必要になります。
さらに足首の皮膚は薄く、伸縮性がありません。関節の可動部でもあり、無理な切除・縫合を行うと、傷が開きやすかったり「ひきつれ」を起こしたりします。
また、体重がかかり、うっ血しやすく、皮膚が壊死を起こすリスクもゼロではありません。
これらのことから、足首のタトゥー除去は簡単ではないということが言えるのです。そこで足首の除去治療であなたが後悔しないために、注意点を確認しておきましょう。

どんな治療法がある?

上記で述べたように足首はそれほどデリケートな部位です。
たとえ小さいタトゥーを除去しようと考えても1回では除去をすることは困難な場合も多いのです。早く消したいからと言って無理に消すのではなく、デリケートな場所だからこそ時間をかけて慎重に行ってくれるクリニックを探しましょう
もちろん、最新のレーザーで短時間で終わる場合もありますのでその場合は、リスクなどについてしっかり確認をとるようにしましょう。

それでは、早速どんな治療法があるのかみていくことにしましょう。

足首というのは機能的な体の部位で、関節は全方向に動かすことができます。ですから単純に歩くだけでもかなり足首に刺激を与えてしまいます。
ですから皮膚を移植することはあまり向いていません。
足首は皮膚に余裕がないのでレーザーをすすめるところと切除を3~4回に分けて治療するというところがあります。

切除法

まずは切除法についてみていきましょう。

余裕が非常にない足首では分割した上でタトゥーを切除していく方法を推奨していることが多いです。

タトゥーを切除した後でも、クリニックから帰宅する時にはある程度安静にしておかなければなりません。

足首のタトゥーを切除した後は、簡単なギブスのようなシーネ固定という方法を使って固定していきます。
切除法は、タトゥーのデザインに沿って皮膚を切り取り、周囲を縫い合わせる方法です。皮膚そのものを取り除くので、タトゥーのデザインや色に関わらず確実に除去できます。
また、足首はタトゥー除去による痛みが出やすい部位ですが、『切除法』なら比較的痛みを抑えられます。
手術においては、局所麻酔の注射のよる痛みくらいで、術中は痛みがありません。術後の痛みも、他の治療法より少ないと思います。
一般的には、小さなタトゥーの除去には紡錘形切除が行われています。クリニックによっては、ジグザグ切除を行っているところもあります。紡錘形切除・ジグザグ切除の特徴は次の通りです。

    • 紡錘形切除

一般的なクリニックで用いられているタトゥーを切除する方法です。特徴は、タトゥーの入っている部分を紡錘形(ぼうすいけい)に切り取り、左右の皮膚をよせて縫い合わせる点です。紡錘形とは円柱形の両端がとがっている形のこと。つまり、ラグビーボールのような形です。傷口を閉じるように縫い合わせるので、タトゥー切除後は真っすぐな傷跡が残ります。お腹など皮膚に余裕のある場所に入れたタトゥーは、サイズが大きくても1回で除去できます。足首のような皮膚に余裕のない場所に入れたタトゥーや1回で切除しきれないサイズのタトゥーは分割切除を行います。皮膚が伸びるのを待つ必要があるので、分割切除は4カ月~6カ月に1回程度のペースで行われることが多いようです。分割切除する場合、前回できた傷跡ごと切除して縫合すれば最終的に残る傷痕は一か所になります。

  • ジグザグ切除法
    タトゥーの形に沿ってジグザグに切除する方法です。あえてジグザグに切除する理由は、紡錘形切除に比べると切除する皮膚の面積が狭くなるから。また、ジグザグに切除することで緩衝作用が生まれるので傷口にかかる張力が分散されるからです。同じく、患部を動かしたときにかかる張力も緩やかになります。以上の特徴から、肥厚性瘢痕やケロイド、ひきつれなどが起こりにくいとされています。また、傷口も目立ちにくいと考えられています。足首・手・指などは体内でも皮膚が薄く伸びにくい部位です。縫合する際に皮膚が伸びないため、いかに切除面積を少なくするかがポイントです。
    ジグザグ切除の場合、通常の紡錘型切除と比べて切除面積を最小限に抑えることが可能です。刺青ギリギリのサイズに除去することで、皮膚のツッパリを抑えてよりキレイに仕上げることができます。足首はもちろん、タトゥーの切除に適した方法と考えられています。ただし、施術には時間がかかります。執刀する医師には、技術と経験が求められます。紡錘形切除に比べると難易度は高いので、行っているクリニックは多くありません。切除法を利用する方は、どちらの方法で切除するか確認しておくと安心です。

植皮(移植)

出来るだけ1回の施術でタトゥーを除去したい方が選択している除去方法です。タトゥーの入っている皮膚を切除あるいは削り取り、タトゥーの入っていない箇所から採取した皮膚を移植します。自分の皮膚を移植するので、拒絶反応が起こる心配はありません。また、皮膚ごと除去するので大きなタトゥーであっても一気に消せます。これらの点は魅力ですが、タトゥーが入っている場所以外の皮膚にも傷が残ってしまいます。また、ダウンタイムが長いので、日常生活に与える影響は少なくありません。さらに、移植した皮膚が生着しないこともあります。やり直しをすると傷あとが増えてしまいます。もちろん、生着しやすい方法はありますが、移植した皮膚にウロコ状の痕が残るなどのデメリットがあります。メリット・デメリットなどをよく確認してから選択したい方法です。

レーザー治療

足首は、皮膚が薄く骨に近いため、痛みを感じやすい部位です。
タトゥー除去のレーザーは高い出力で照射するので、かなり強い痛みを感じる可能性があります。痛みは、治療中は麻酔である程度緩和できますが、治療後にも残る場合があります。足首は体を支える大切な部位なので、強い痛みが残る除去方法はおすすめしません。
クリニックでは痛みについてどのくらいなのか、治療後にも痛みがあるかどうか確認するようにしてください。
またレーザー除去はもともと時間を要する治療法ですが、痛みを強く感じる場合、1回で治療できる範囲が限られるため、より時間がかかることがあります。
最新のレーザーではカラーにも対応し切除法よりレーザーをすすめるクリニックもありますので良く相談して決めるようにしてください。

削皮・剥削法

削皮・剥削(さくひ・はくさく)法は、色素が沈着した皮膚を削り取ることでタトゥーを除去する方法です。皮膚が薄い足首にはあまり向きません。
また、可動域が広くよく動かす部位なので、無理に除去したとしても、治療後に強い痛みが残る可能性が高いです。

タトゥーを切除するときの注意点

小さなものであれば1度の手術で切除できるので、切除法は魅力的な選択肢といえます。ただし、デメリットがないわけではありません。タトゥーを切除したいと考えている方は次の点に注意しましょう。

傷口の開きに注意する

術後すぐに傷口に何かをぶつける、傷口に強い負荷をかけるなどすると、縫合した傷口が開いてしまうことがあります。傷口が開くと再手術になります。傷の開きは、治癒を遅くする原因です。また、その他のトラブルにつながる恐れもあります。切除法でタトゥーを除去した方は、医師の指示に従い安静に過ごしましょう。

細菌などの感染に注意する

傷口を適切に管理していないと、傷口に細菌などが感染することがあります。細菌などの感染は、腫れや赤みのほか、痛みや発熱などを引き起こします。術後数日間は感染のリスクが高いとされているので、傷口を適切に取り扱う必要があります。医師から抗生物質などを処方された場合は、指示通り服用しましょう。

傷痕に注意する

縫合した後がみみず腫れのようになってしまうこともあります。主な原因と考えられているのが、縫合部位に強い張力がかかることです。足首のタトゥーを切除したいと考えている方は注意が必要です。皮膚に余裕がないので、大きな傷跡が残るリスクが高いかもしれません。切除を検討している方は、信頼できる医師に傷痕のリスクについても確認しましょう。

ドッグイヤー

切除法につきもののトラブルがドッグイヤーです。ドッグイヤーとは、縫合時にできる余分な皮膚です。紡錘形切除で特に生じやすいとされています。ラグビーボールのように皮膚を切除してから縫合するので、皮膚に余裕のない部分と皮膚に余裕のある部分ができるからです。皮膚に余裕のない部分は凹むのに対し、皮膚に余裕のある部分は膨らみます。これがドッグイヤーです。術後の仕上がりを気にする方は、ドッグイヤーに対しても注意が必要です。

クリニックの選び方

いくつかの治療法があり、クリニックによってその治療法は違いますし、医師の説明をきいて本人がどの治療法を選ぶのかということもありますから、一概にはどの治療法がいいということは言えません。
大事なのは、医師と納得できるまでカウセリングすることと、アフターフォローができるクリニックを選ぶということです。

足首のタトゥーは小さくてもダメージが非常に大きいです。また、通常の切除と比べると手術時間は3倍かかるそう。それだけの手間をかけて丁寧に治療することで、患部のつっぱりケロイドを防げるようです。丁寧で技術のある医師を選ぶことも大切なんですね。
ワンポイントタトゥーだからといって、安易に考えないようにしましょう。とくに女性の場合、不自然な傷跡は最小限に抑えたいものですよね。結婚や子どもが産まれるなど人生の転機において後悔はしたくありませんもんね。

足首の治療法は各クリニックで違います。HPなどで情報を得たり、無料のメール相談を使って相談してみたり、カウセリングは無料のところも多いので相談に行くのも1つです。
また、症例数が多かったり大手のクリニックなどで受けるのも安心でしょう。先生の意見をしっかり聞き自分も納得のいく方法で治療できるクリニックを選ぶと良いと思います!!