TPOに応じてタトゥーを隠したくなることってありますよね。
このようなときに便利なのがコンシーラーです。コンシーラーを使えば、大きなタトゥーでも隠すことができます。
このページでは、コンシーラーの使い方、選び方、口コミなどを紹介しています。タトゥーの隠し方を確認しませんか。
ボディコンシーラーとは?
浅い傷であれば、傷跡が多少残ったとしてもそれほど気になるものではありませんし、年月の経過によって徐々に薄くなり、目立たないレベルにまで回復することもあります。
ですが、何年たってもなかなか元の状態に戻らない傷跡が残ってしまった場合には、なんとかしてその部分を隠してしまいたいですよね?
そのようなときに役立つのが、ボディコンシーラーです。ボディコンシラーラーはファンデーションよりも強いカバー力を持ち、気になる傷跡やシミだけではなく、タトゥーでさえも綺麗に隠すことが可能です。
ボディコンシーラーのメリットとして第一に挙げられるのは、そのカバー力です。
また、傷跡やシミ、タトゥーを医療機関で治療するとなると、それなりの費用が必要となりますし、治療後に傷跡が残ってしまうリスクも伴います。
ですが、ボディコンシーラーであれば、皮膚に塗るだけですから傷跡が残る心配はなく、また、全般的に安価な製品が多いというメリットを持っています。
また、ボディコンシーラーの中にはウォータープルーフに対応している製品もあり、プールや海、温泉などに出かける当日に使用すれば、なんの制約を受けることもなく、レジャーを楽しむことができますね。これもまた、ボディコンシーラーを使用する上での大きなメリットとして捉えることができるでしょう。
効果的な使い方って?
ボディコンシーラーは、それだけで高いカバー力を持っているため、ただ普通に塗っただけでも大抵の傷跡やシミ、タトゥーを隠すことができます。
ですが、どうせボディコンシーラーを使用するのであれば、できるだけ綺麗に仕上げたいですよね?それでは、ボディコンシーラーで綺麗な肌色を作るためのポイントをご紹介することにします。
まず、ボディコンシーラーは一度に大量につけてしまわないこと、これが基本です。たとえば、小さなシミや傷跡、タトゥー隠しにボディコンシーラーを一度に大量につけてしまうと、かえってその部分が浮き上がって見えることもありますので、まずは少しずつ肌に乗せていきます。
スティックタイプであれば、ポンポンとスタンプを押すような要領、スポンジで塗るタイプであれば、スポンジに少量のボディコンシーラーをつけて、やはりスタンプを押すような要領で叩くようにつけていきます。これを繰り返すことにより、美しい自然な仕上がりとなります。
また、ボディコンシーラーの中には油分が少なく、乾燥気味に仕上がるものもありますので、この場合ではボディコンシーラーをつける前に、保湿化粧水などで肌の状態を整えておくと良いでしょう。
選び方のポイント!
まず、どのような場合であっても極力ご自身の元の肌色に近い色を選ぶことが大切です。
また、1個所だけではなく複数個所にボディコンシーラーを使用したいのであれば、それぞれの部分の元の肌色に近い色を選ぶ必要がありますので、2種類セットまたは3種類セットのボディコンシーラーを用意しておくと便利です。
次に、隠したい状態や隠したい部分の大きさにより、どのタイプのボディコンシーラーを使用するのか決めます。
たとえば、小さな傷跡やシミ、ワンポイントのタトゥーの場合ではスティックタイプが使いやすいでしょうし、比較的広範囲に渡るタトゥーの場合では、クリームタイプのスポンジで馴染ませるボディコンシーラーが適しているでしょう。
そして、必ずウォータープルーフタイプのものを選びます。ボディコンシーラーがウォータープルーフに対応していないと、雨で流れかけてしまうことも考えられますし、海やプール、温泉では対応することができません。
ボディコンシーラーを選ぶ際には、色、形状、ウォータープルーフタイプという3点に注意して下さいね。
口コミはどうなの?
ボディコンシーラーにはさまざまな種類がありますが、今回は口コミ評判の高い「ダーマカラーパーフェクトコンシーラーパレット」の口コミをご紹介することにします。
- タトゥー隠しのために購入しましたが、シャワーで流しても落ちません。これは効果ありだと思いました
- ワンポイントのタトゥーはそれなりに隠すことはできますが、完全ではありません。ただ、まだ使い方がよくわかっていないので、コツさえ掴んでしまえばもっと綺麗に隠せるのではないかと思います
- タトゥーを隠すために購入しました。セットの色を使い分けることにより、自分の本来の肌色に近づけることができます。水にも強いので、重宝しています
やはり、水に強いという点はとても大切ですね。また、初めてボディコンシーラーをお使いの場合では慣れるまでに少々時間がかかるかもしれませんが、思考錯誤しているうちに徐々に慣れて行くはずですので、この点については問題はないでしょう。
スプレータイプも登場!
ボディコンシーラーを使ってみたいけど、大きなタトゥーだから塗るのが面倒…。そのような方は、スプレータイプのボディコンシーラーではいかがでしょうか?
スプレータイプのボディコンシーラーは、広範囲に渡るタトゥーに対してシュッとスプレーするだけで、素早くタトゥーを隠すことができるというメリットを持っています。
このタイプのボディコンシーラーはウォータープルーフ仕様となっていますので、海やプール、温泉などに入ることも可能です。また、1回のスプレーで3日間程度の持続効果を期待することができますが、旅行で何泊かする予定があるのであれば、必ず現地に持参することをお忘れなく。
また、このタイプのボディコンシーラーは1色のみで対応することが難しい場合が多いようですので、ベースカラーと仕上げカラーの2色を用意しておくと便利です。
ただし、このタイプのコンシーラーを使用する際には、いくつかの注意点があります。まず、産毛が生えている状態でスプレーすると、産毛にボディコンシーラーがついてしまい、不自然に見えることがあります。
また、近い距離からスプレーすると、乾きが遅い、色ムラができるなどのトラブルが起こる原因になることがありますので、この2点については注意を払う必要がありそうです。
コンシーラー以外の隠す方法って?
ファンデーションやコンシーラーは、慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、一旦つけ方をマスターしてしまえば実に便利なアイテムですので、傷跡やシミ、タトゥー隠しとして上手に利用したいものです。
また、コンシーラー以外で傷跡やシミ、タトゥーを隠す方法としては、医療機関での治療が挙げられ、それぞれの症状により、治療方法が異なります。
たとえば傷跡の場合では、皮下のコラーゲン生成を目的として行う光治療、ケミカルピーリング、シミ治療ではケミカルピーリングやレーザー治療などがあります。
また、ホクロやイボはコンシーラーで隠すことはできませんので、この場合ではCO2レーザーなどでの治療が一般的とされています。
そして、タトゥーの治療ではレーザー治療、切除治療、植皮治療、皮削治療があります。ところが、レーザーでは完全にタトゥーを消すことができない場合もありますし、摂所治療や植皮治療、皮削治療となると、大がかりな手術となることが多く、その分、ケロイドの傷跡が残る可能性があるなど、大きなリスクが伴います。
つまり、医療機関でタトゥー除去治療を行うのであれば、このようなリスクも頭に入れておかなければならないということです。
近年では、タトゥーを薄くするクリームも販売されていますので、根本的なタトゥー除去をお望みなのであれば、まずは皮膚を傷つけることのないクリームで様子を見るというのもひとつの方法です。