自分で縫合跡を消す時の注意事項3点とおすすめの消し方

交通事故などで手術が必要になってしまい、その縫合跡がどうしても気になってしまう方は結構多いではないでしょうか?

今回はそんな方々のために、縫合跡を消す方法をいくつかご紹介します。消す方法だけでなく隠す方法もありますので、是非最後まで読んで参考にしてみてください。

縫合跡とは?

医学の技術進歩も目覚ましいものはありますが、そんな今の医療技術であっても手術をした時にできる縫合跡というのはどうしても残ってしまいます。

そもそも縫合跡というのは、事故などで開いた傷口を閉じるために医療用の糸で縫い合わせた跡の事です。傷口を塞ぐ方法としてどうしても必要な手術なので、傷ができた時に「跡が残るのは嫌だから縫わないでほしい」なんて言っても却下されます。当たり前ですが人命第一ですから。基本的に手術をしてから1週間から10日以内に抜糸を行って経過を観察する流れになります。

縫合跡はほぼ残ってしまう物ですが、実は縫合跡は手術後すぐに対応する事でより高い効果が期待できます。と言っても手術後すぐに始めるのはダメです。変に刺激して傷口が開くことにもなりますので、傷跡を消すためのアクションは、抜糸してから1ヶ月ほど経ってから行うのが良いでしょう。もちろん1ヶ月待ったとしても傷口が開く可能性はありますので、その辺りにも注意しながら傷跡のケアを行っていきます。

自分で縫合跡を消す

自分で縫合跡を消したいという場合ですが、まずこれはできる人が限られます抜糸してから1年以内で、なおかつ縫合した範囲が狭ければ、という条件付きになります。1年以上経過している場合には自分で消そうとするよりも病院やクリニックなどで対応してもらう方がより確実に縫合跡を消せることでしょう。

さて自分で縫合跡を消す時に注意すべき点が3つあります。傷口が開かないようにすること、紫外線を受けないようにすること、傷口が乾燥しないように保湿することの3つになります。これらを踏まえながら、具体的に行う方法をご説明します。

まず抜糸から1~3ヶ月くらいの人は、とにかく傷口が開かないようにするのを1番重要視しましょう。医療用のテープで傷口の両サイドから寄せるようにして貼りつけましょう。傷口が完全に見えなくなるように何枚か重ねて貼っていきましょう。紫外線対策もできるテープもありますので、そちらを利用するとより傷口が開くのを防ぐことができます。

縫合跡 消す

保湿に関してはヒルドイド軟膏アットノンがお勧めです。ヒルドイド軟膏は病院でも処方されるほどですので、安心して利用してみてください。またどちらも血行促進効果もあるので、皮膚の回復力が高まりますよ。

抜糸から3ヶ月以上経っている場合は傷口がほとんど塞がっているはずなので、保湿紫外線予防を心がけましょう。傷跡や手術跡は場合によって盛り上がっている事があります。周りと比べて盛り上がっていたらそれだけでも目立ってしまうので、シリコンジェルシートなどを利用してその盛り上がった部分を圧迫しておきましょう。こちらは保湿効果もあるのでお勧めです。

自分で縫合跡を消そうと思ったらとにかく保湿と紫外線予防が重要ですので、その2点に注意して治療していきましょう。

病院で縫合跡を消す

幼い頃手術跡が大人になって気になり始めたという方もいると思います。そういった方は自分で消そうとしても思うような効果が出ないと思いますので、形成外科美容皮膚科へ相談しに行くのが1番良いと思います。病院では次の治療などを受けられます。

レーザー治療

縫合跡を病院で消す場合は、主にレーザー治療を行うことになっています。レーザー治療ならほとんどの傷跡や縫合跡を消すことができるので、自分では何をやっても消せない人はぜひレーザー治療を行ってみましょう。

手術に時間がかかる、痛みがある、治療費が高いのではと不安を感じる方もいるかと思いますが、そういった方こそ1度は病院やクリニックで相談してみてください。レーザー治療にも種類があって、皮膚の再生力を高めるフラクセルレーザー、盛り上がった部分を削る炭酸ガスレーザー、細胞を傷つけずに活性化や沈静化させる効果のあるダイオードレーザー、メラニンを破壊して赤みを除去するシナジーなど、症状によって様々なレーザーを使い分けてくれます。もちろん病院やクリニックではレーザー治療以外の治療法も用意しています。自己コラーゲンを生成させるサーマクールや古い角質を取り除くクリスタルピーリングなど治療方法は非常に多岐に渡っています。

だからこそまずは1度カウンセリングを受けに行きましょう。縫合跡だと言っても人によってどういう風に跡が残っているのか、凹凸があるかどうか、メラニンによるシミはないかという風に違いがあるのです。それらに柔軟に対応できる点が病院やクリニックで治療を受ける際のメリットですので、縫合跡で悩んでいる方は是非1度カウンセリングを受けに行ってみてください

切除法

縫合跡が残っている皮膚を切除して、縫い縮めることで縫合跡を目立たなくする治療です。同じように縫合跡が残ると思われがちですが、病気やケガなどを治療するときとは異なる方法で切除・縫合することで縫合跡を目立たなくすることができます。治療のために行う切除や縫合と考え方や用いる技術が異なるからです。

縫合跡を目立たなくするポイントは、切開した皮膚を縫合するときにできるだけズレをなくすこと。ぴったりと縫い合わせることで縫合跡は目立ちにくくなります。この目的で用いられている修正術のひとつが顕微鏡下皮膚縫合です。

顕微鏡下皮膚縫合とは、手術用の顕微鏡を用いて縫合部を拡大しながら行う縫合です。手元がしっかり見えるので、ズレを最小限にすることができます。このような方法などで切除・縫合しなおすことで縫合跡を目立ちにくくします。

術後は、傷跡が赤く盛り上がって目立つなどのトラブルを起こさないように適切なケアが必要です。医師の指示従い適切に管理しましょう。

ケナコルト注射

縫合跡が赤く盛り上がっている方などは、切開と縫合を繰り返すことでさらに大きな傷跡になるリスクがあります。切開・縫合を行う前に、盛り上がり部分を落ち着かせなければなりません。この目的で使用されているのがケナコルト注射です。

ケナコルト注射の使い方を誤ると、傷跡の盛り上がりを落ち着かせるだけでなく陥没させてしまうことがあります。ケナコルト注射は医師の管理のもと適切に行わなければなりません。

縫合跡の大きさなどにより異なりますが、施術回数の目安は3~5回程度です。注射の間隔は1~3カ月に1回。つまり、治療が完了するまで最低でも3カ月程度はかかります。中央クリニックが行っているので、気になる方は相談すると良いでしょう。

中央クリニックでは無料カウンセリングを実施しています。
興味のある方は、ぜひ一度相談してみてください。

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縫合跡を隠す

自分で縫合跡を消す、病院で縫合跡を消すのどちらを選んだとしても、すぐにその傷跡が消えるわけではありません。個人差はあれど、いきなり傷跡がきれいさっぱり無くなることはまずありえません。

しかし今すぐにでも傷跡を消したいという人もいるでしょう。そういう人は傷跡を隠しましょう。おすすめの方法は、ファンデーションテープとリハビリメイクです。

ファンデーションテープ

ファンデーションテープは、縫合跡などの上から貼り付ける極薄のシールです。薄くて肌色なので、医療用テーピングなどに比べ目立ちにくい点が特徴です。耐水性もあって、簡単には落ちないようになっています。お風呂に入ったりスポーツで汗を流しても問題ないので、日常生活を送る上ではまず気にならなくなりますよ。

商品によっては、1週間程度、継続して使い続けられるようです。

一般的な使い方を紹介します。

  1. 自分の肌色に合わせたファンデーションテープを選びます。
  2. 縫合跡の大きさにあわせてカットします。
  3. 貼り付ける部分の肌を清潔にします。
  4. ファンデーションテープの台紙をはがします。
  5. ファンデーションテープを肌に貼り付けます。
  6. 外側の台紙をはがします。

ポイントは、台紙をゆっくりはがすことです。台紙を焦ってはがすとファンデーションテープがだぶついてしまいます。肌に貼るときは空気が入らないように注意します。中央を抑えるように貼ると、綺麗な仕上がりになることが多いようです。

現在では、いくつかのファンデーションテープが登場しています。商品選びのポイントは、肌に負担をかけにくいものを選ぶことです。刺激が強い商品だと肌トラブルを起こす恐れがあります。使用している素材や生産・管理体制などをチェックしましょう。

リハビリメイク

縫合跡 消す
もう1つはリハビリメイクです。ファンデーションテープではどうしても自分の肌色と合わなくて不自然になるということもありますが、こちらはそういったテープを張った上にメイクを施すというものです。テープを張った箇所だけでなくその周りにもメイクをすることで、より自然な仕上がりで縫合跡を隠すことが可能なのが、リハビリメイクです。

リハビリメイクのポイントは、極薄テープを貼った上からファンデーションをのせてフェイスパウダーで周囲と馴染ませることです。自然な印象に仕上げたい方は、複数の色のファンデーションを使用するとよいかもしれません。複数の色を使用する場合は、明るい色からのせていき色味を調整します。暗い色からのせると色味を調整しづらくなるので注意しましょう。フェイスパウダーには、ファンデーションの色移りを防ぐ働きもあります。洋服が触れる部位の縫合跡にリハビリメイクをする場合などは必ず行いましょう。

詳しい情報が必要な方は、リハビリメイクの第一人者であるかづきれいこさんのレッスンを受けるとよいでしょう。

洋服などで隠す

余り手間をかけたくない方は、洋服やサポーターなどで隠すことができます。隠すものを身に着けるだけで良いので最もお手軽です。ただし、縫合跡ができた部位によっては隠せません。代表的な例として、顔にできて縫合跡が挙げられます。また、サポーターなど洋服以外で隠す場合、身に着けている理由を問われることもあります。さらに、TPOによっては、身体の一部を隠すことが適さない場合もあります。常に行える方法ではない点に注意が必要です。

大きな事故で怪我を負ったとなると縫合跡も人目に付きやすくなるかと思います。そうなってくると隠すのも手間になってしまうので、やはり根本から消すのが1番良いので、ぜひこの機会に自分で色々と試してみてください。お勧めはクリニックでの治療ですよ。

まとめ

  • 縫合跡とは事故などで開いた傷口を閉じるために医療用の糸で縫い合わせた跡の事。
  • 抜糸してから1ヶ月以内で傷口も狭い範囲内なら、ヒルドイド軟膏やアットノン、3ヶ月以上経過しているならシリコンジェルシートで保湿しながらのケアがおすすめ。
  • 縫合跡で悩んでいるなら、一度病院でカウンセリングを受けてみるのも一つの解決方法。